佐賀&長崎遠征その5です。土曜のホテルでの夕食のあとから。
20:49、夜の雲仙地獄です。相変わらずすごい蒸気。左側は道路ですが、車の姿も霞んでみえます。
道路側から九州ホテルの露天風呂。露天風呂と地獄は塀で隔てられていますが、露天風呂側に一段高くなっているところがあって、そこから雲仙地獄が目の前に見える絶景。私もそこに何度か立って地獄の迫力を味わいました。
さて、ここからは日曜。朝風呂のあと、再び7:49、朝の雲仙地獄にやってきました。
相変わらず激しい蒸気。硫黄臭に窒息するのではないかと思いながら、蒸気の中を突き抜けます。
九州ホテルの露天風呂方向。
なんだかよくわかりません。
ホテルが霞んでます。
雲仙地獄の迫力、堪能させていただきました。
8:09、ホテルの朝飯です。和食膳を選択。
箱膳です。
島原地鶏のひつまぶし風。また食べすぎ。。
8:53、ホテル出発前に部屋から雲仙地獄を見おさめ。
ちなみにここにいます(青い点のところ)。今からほぼ真東の方向の島原市方向へ。
9:33、山を下りる途中の俵石展望所というところ。ここは南島原市。
俵石展望所からたぶん天草方向です。
9:52、雲仙岳が正面にどんと見える雲仙岳災害記念館に到着。ここは1991年に火砕流で多くの被害者を出したあの雲仙普賢岳の災害を記念した記念館なわけです。
普賢岳の噴火で、今は普賢岳より高い平成新山という頂が増えています。
こちらが雲仙岳災害記念館、通称「がまだすドーム」。「がまだす」とは地元の言葉で「がんばれ」という意味だそうな。ちなみにこの建物の向こうはすぐ海。
この周辺一帯が自然の博物館ということなのでしょう。実際、周辺にはかつて火砕流や土石流に襲われた家々や学校などがそのまま保存されています。また、このあたりは「世界ジオパーク」の日本認定第一号にもなっているということです。
記念館の中には、91年当時の火砕流に襲われた町が復元されています。
こちらは火砕流に巻き込まれて亡くなった日本テレビのカメラマンの方が最後まで回していたカメラ。火砕流の激しさを彷彿とさせます。このあたりは元々火山活動が活発なところですが、普賢岳の災害より遡ること数百年、島原市にある眉山という山が大崩壊して津波が起き、対岸の熊本まで被害を及ぼしたことなどもあったそうです。日本は昔から大災害と隣り合わせで生きてきた国であることを改めて認識させられます。。