GW東北遠征レポート(6)です。5月2日の午後、下北半島めぐりです。六ヶ所村・東通村のあとは下北半島の東海岸を北上、突端の尻屋崎へ。
13:35、尻屋崎灯台に到着。このころ霧がひどく視界は最悪。。
尻屋崎周辺で放牧されている寒立馬(かんだちめ)です。足が太くて体も大きく、迫力のある馬です。
黙々と草を食んでいます。。
津軽海峡方向ですが、全然見えません。
灯台も霞んでいます。
岩場側から灯台方向。
真下から。
津軽海峡はかつて海の難所だったそうで、灯台が不可欠でした。
13:45、尻屋崎灯台を出発。ちなみに今このあたりです。このあとはむつ市内中心部を通り過ぎ、恐山へ。今回楽しみにしていた訪問先のひとつ。
14:36、霊場恐山の表示。このあと山をさらに登っていった先にあります。
14:43、着きました、霊場恐山。
「恐山」というのは、中央にある「宇曽利(うそり)湖」を囲む外輪山の総称だそうですね。
では中に入ります。ちなみに参拝料500円。これを払えば中にある温泉も無料。
門には「○○寺」という名前はないんですね。一応「恐山菩提寺」というのが正式名称のようです。862年に最澄の弟子の慈覚大師が開山したそうです。古い!
本堂へ。
本堂に向かう途中にある湯屋。
反対側にも少し大きめの湯屋。帰りに入浴することにしました。
御本堂です。
裏手にはこのような「地獄」があります。来るまでわからなかったですが、恐山とは東北の温泉地域に比較的よくある火山の噴火口(地獄)に由来しているんですね。
荒涼とした土地が広がっています。
「みたま石」。それぞれに由来があるようです。
地獄側から境内方向。
カルデラ湖である宇曽利湖と、その手前の賽の河原。昔の人は確かにこの風景を見たら霊的なものを感じるかもしれませんね。「宇曽利」と「恐れ」の発音が結構似ていますので、きっと関係あるんでしょう。
「無間地獄」、奥が深そうな名前。
ここは賽銭が投げられる場所ですが、お金が熱で溶けています。恐るべし、恐山。。