中東レポート(3)、8月12日(月)の現地18時ごろ(日本との時差6時間)、今回のメインの目的地トルコのイスタンブール・アタテュルク空港に到着。イスタンブールはご承知のとおり2020年オリンピック・パラリンピックの候補地として東京と争っているわけですが、空港の入国審査がものすごく混んでいるのが印象悪いですね。2日後の北キプロスに日帰り往復の際の入国もひどくて1時間以上並んだりしました。3年前のヘルシンキの出国の際も混雑がひどくて飛行機に乗り遅れそうになったことがありますが、欧州方面はこんなもんなんでしょうかね。また、市内に行く道路も高速道路とかがないのでインフラはまだ問題がありそうです。現在ボスポラス海峡を突き抜ける海底トンネルを含む地下鉄を日本の大成建設が建設中(あとで工事現場の写真が出てきます)だったりしますが、一応今も市内へ行く公共交通機関はありますがまだまだ不便。その国を初めて訪問する際の第一印象は結構重要ですので頑張ってもらいたいものです。東京と候補地を争っていなければ、イスタンブールは場所的にも歴史的にも観光的にも五輪開催地として十分ふさわしいと思っています。
タクシーで市内へ。右側に海を見ながら快走。この海はボスポラス海峡とダーダネルス海峡の間にあるマルマラ海という内海。
20時すぎに旧市街のシェルケジというところにあるホテルにチェックイン。徒歩数分のところにトラムが走る通りに出ます。この近くに大成建設の地下鉄工事現場がありました。
4両編成の長いトラムが目の前を通過していきます。今回、このトラムには何度も利用し、とてもお世話になりました。運賃は距離に関係なく3TL(トルコリラ)、約150円。物価は結構高いですね。
20:45、ボスポラスクルーズなどの船が出る港もすぐ。市内の交通の結節点でもあるエミニョニュという場所。この周辺は世界遺産になっている「イスタンブール歴史地域」なので、夜遅くまで人がたくさん。
金角湾を跨ぐ橋。英語ではGolden Hornというようですが、なぜか日本語化した「金角湾」っていいますね。南アの「喜望峰」みたいに歴史的に日本に伝わったのが早い地名はこうなっているんですかね。橋の向こう側には反政府デモが2か月くらい前にあったタクシム広場のある丘。ガラタ塔という世界遺産のひとつが見えます。
歩道橋の上から。
フェリーとボスポラス大橋。トルコ1日目はこれで終了。
ここからは13日(火)。7:40、ホテルの朝飯ビュッフェ。ヨーグルトといえば、隣のブルガリアの方が日本では有名ですが、トルコでもかなり一般的というか、本家はこちらなのかも。トルコ語ではヨーウルトといいますが、プレーンなやつや塩味のついたやつなど、このあとほぼ毎日口にしました。
食後の一服。こちらが宿泊したHotel Erboy。Expediaで予約しましたが、この周辺安いホテルが並んでいます。
ホテル前の道幅は狭く一方通行。縦列で二重に駐車していてさらに狭くなったところを大型バスも通過していきます。
さて、この日は市内観光。9時過ぎにホテル出発。こちらは徒歩数分のところにあるトルコ国鉄のシルケジ駅構内。ここがかつてのオリエントエクスプレスの終着駅だったんでしょうか。
昨晩来たエミニョニュ周辺をぶらり。
青空ですが、もう30度はあったかと。
すぐ近くのYeni Camii(イェニ・ジャミー)というモスク。
昨晩も見えたガラタ塔。
青空にモスクというのは映えますね。
同じ場所からもう少し遠くのモスク。
二つ並べてみました。絵になります。
金角湾の対岸。
ボスポラス海峡方面。
数日後に乗るつもりのボスポラスクルーズの時間を確認。
振り返ってまたモスクを一枚。
さて、トラムに初乗車。Jetonというトークンを近くの販売機で購入、それを改札に投入してホームへ。スルタンアフメット・ジャーミー、通称「ブルーモスク」まで3駅ほど乗ります。
モスクに向かう途上に子猫が2匹。イスタンブールでは至るところで猫を見かけましたが、どの猫も人にとても慣れていて全く逃げません。犬も結構見ましたが、人と動物が共生している感じです。インドのように牛がそのあたりにいることはないですが。。
ブルーモスクはもうすぐ。。