中東レポート(4)イスタンブール編、ブルーモスクの続きから。
このあたりは有名な建造物が並んでいますが、このブルーモスクがNo.1なんですね。オスマン帝国成立後の17世紀に建造されたもので、尖塔が6本あるのが特徴的だそうです。
中庭のようなところに入りました。
ムスリム以外は右脇の入口から入れ、とあります。
ブルーモスクの中に入りました。青を基調にした色合い。美しいです。
女性は入口のところでベールの貸し出しがあります。
荘厳です。
再び外へ。
このあと、ブルーモスクの隣にあるアヤソフィア博物館(ビザンチン帝国時代のギリシャ正教の大聖堂をオスマン帝国がモスクに作り替えたもの)やトプカプ宮殿(オスマン皇帝の居城)に行こうと思いましたが、アヤソフィアは入場券を買うのに長蛇の列、トプカプ宮殿は休館日ということがわかったので後回し。くそ暑かったので、トルコ式風呂・ハマムでひとっ風呂浴びに行くことにしました。
11時ごろ、トラムで一駅先、チェンベルリタシュというところにあるハマムに入りました。ガイドブックにも載っているところですが、入口が分かりにくかったので周りを一周してしまいました。。入口で風呂+アカスリ+マッサージのコース料金を払い、三助のおっさんの指示に従いバスタオルのようなものを一枚巻いて風呂に入場。
こちらは出発前に写したものですが、階上にあるあのような更衣室で着替えます。最初はサウナルームのような広間でごろり、そのあとおっさんが出てきてアカスリ、それから別室で別のおっさんがマッサージという流れ。アカスリは時間も短く、おっさんのやり方もとても適当で、正直いまいち。日本のスーパー銭湯のアカスリやマッサージの方が率直に言ってレベル高いです。そのくせチップは要求するので、不慣れな観光客は割のよいカモだと思っているのかも。
でも、暑さをしばし凌げたので、これはこれでよしとします。
よかったら皆様もどうぞ。ここよりもっと高級なスパ的なところから、地元の人しか行かないところもあるので、そちらもよいかもしれません。
12:57、近くのレストランで食事。くそ暑かったですが、スモーカーでもあるので屋上の日除けつきのテーブルに陣取りました。ここからも別のモスクが眼前に。
牛肉のケバブランチ。
昼食後、再びトラムの駅へ。ケータイショップがあると仕事柄記録として一枚。
次はトラムの北側の終点カバタシュからほど近いところ、ボスポラス海峡のすぐ脇、新市街側にあるドルマバフチェ宮殿へ。ここは19世紀にオスマン皇帝の居城だったところ。
ここの入場券を買うのにも結構並びましたが、さあ入城。
美しい中庭。
宮殿の入口。
脇から直接船に乗れる構造になっています。対岸はアジア側。
2日後にボスポラスクルーズで船側からこの宮殿を見ることになります。このあと宮殿の中に入りますが、中は撮影禁止かつ、50名くらいまとめてのガイドツアー形式でした。ガイドのトルコ人と思われる男性は、英語もネイティブ、フランス語やドイツ語、その他の言語も随所で混ぜながらしゃべっていたのが言語マニアとしては印象的。ただ、撮影禁止なのに撮影をやめようとしない客や、不規則な動きをする子供とその親に対して結構厳しく接していました。ガイドツアー形式だと待ち時間も長くなるし、細かい説明に関心のない客もいるのであまり効率的でないですね。空港での長い待ち行列もそうですが、なんとなくトルコには非効率なところが多いなあと思ったのでした。
見学終了。次はタクシム広場方面に行くことにします。
比較的最近開通したと思われる地下ケーブルカーに乗ってタクシム広場へ。金角湾側にも一駅だけの古い地下ケーブルカーが走っていますが、広場のあるところまでは結構高低差があることが伺えます。
ホームの横にはケーブルカーであることを証明するこの大きな車輪がありました。ふと思いましたが、イスタンブールはきっとローマと同様、掘り出すと古い遺跡がたくさん出てきそうなので、地下鉄建設は結構大変なんでしょうね。。