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テーマ:海外旅行(7476)
カテゴリ:欧州遠征
欧州レポート(12)、18日(月)のモンテネグロからドブロブニクへの帰路。 間もなくフェリーは対岸に到着。このあとは再びクロアチア国境を越え、18時過ぎにはドブロブニクのロープウェイ乗り場に戻って来ました。前日のボスニアといい、この日のモンテネグロといい、日帰りで陸路で簡単に行ける隣国、日本では考えられないですね。あと、そんな隣国と戦争をつい20年前にしていたということも信じられないですね。 この日の晩飯はまずミニサラダ(といってもでかいですが)から。 メインディッシュはリゾットにしました。ムール貝とか入ってます。 再びプラツァ通りを通って帰ることにしました。ドブロブニク出発は二日後の早朝。翌日は何も予定を入れていなかったので何をしようかと考えながら帰路に。 いつものように東側のプロチェ門を経由してゲストハウスへ。。 さて、ここから思いもよらぬ事件の始まりです。ちょうどその門を出るあたりで左肩にかけたリュックがなんだか引っ張られたような気がしました。後ろには中学生くらいの女の子が2人歩いていましたが、特に気にせず門を出るともう1回引っ張られたような気が。。門のところでリュックをよく見てみると、3つあるファスナーの一つが全開。。もしやと思って中をみると、そこに入れていたビニールのジッパー付の袋がなくなっていましたorz その袋にはパスポートのほか、たぶん1000円以下の20枚くらいのユーロのコイン、それとEチケットや宿泊先の予約確認書等の紙が5~6枚入っていました。もともとドブロブニクの旧市街はスリが多いので最大の注意を、というのが在クロアチア日本大使館のHPにも書いてあったので、「やられた」とすぐに思いました。さっきの女の子たちにたぶんやられたんだと確信しました。周囲を少し見回しましたが、もう暗くなっていてどうしようもなく、大使館に連絡するにしてももう勤務時間外(領事館はドブロブニクにはなく、大使館は首都のザグレブに)なのでNGだと分かったので、まずは対策を考えるためにゲストハウスに戻ることにしました。ゲストハウスへの急な階段をつらい気持ちで上ったことを覚えています。知り合いにもパスポートを盗まれた人はいますが、まさか自分がそれに遭遇するとは。一瞬の油断だったので、とても悔しい気持ちでした。 部屋に戻り(WiFi環境があったので助かりましたが)、まずは首都ザグレブにある日本大使館の連絡先をネットで調べましたが、勤務時間外なので明日の朝にならないとNG。でもたまたま持って行った某旅行雑誌の後ろの方に「事件や事故のときの緊急連絡先」というのが書いてあったのでケータイから電話してみました。しかし、誰も電話に出なかったので翌日トライするしかないと思っていると、先方から大変親切なことに電話をいただきました。大使館の方からはパスポート紛失のときの対処方法として、(1)現地の警察で盗難証明書取得(2)日本から戸籍謄本取り寄せ(3)ザグレブの大使館で緊急発行(写真と手数料別途)であると教えていただきました。 まずは(1)に着手。警察と言ってもどこにあるのかわからないので、日本でもかけたことのない「110番」にあたるクロアチアの警察の番号に電話をしてみました。「英語が話せるか」と聞くと、同時通訳的な第三者も電話に出ました。事情を話し警察の場所を聞きましたが、地名がよくわからず、断片的にビル名だけなんとか聞いて、ロープウェイ乗り場前にたまたま停まっていたタクシーを捕まえドブロブニク警察署へ(ここには警察署は一か所しかなかったようです)。タクシーの運ちゃんにも同情されましたが、夜遅いので警察前で待っててもらおうかと思ったものの、あっさりドライに去っていきました。警察署の窓口(当直)の警官に事情を説明すると、「申し訳ないが英語ができる担当者は明朝来るので朝9時ごろに来てほしい」と言われ、ゲストハウスにすぐ戻る羽目になりましたが、このときタクシーがなかなか見つからず市内方向へとぼとぼ10数分歩いているときはしんどかったです。。続く。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.08.31 22:55:03
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