九州レポートその2。宮崎県南端の都井岬から海岸沿いを北上。
宮崎市に入り、日南海岸沿いにある道の駅フェニックスで一服。このあたり、海岸線が隆起して線状になっています。
青島の隆起海床というみたいです。
その後、宮崎市内を迂回して宮崎道~東九州道と高速を通り、西都市の西都原古墳群にも近い山の中の一軒宿、高屋温泉に到着。ここの温泉は胃腸に効くということでそれなりに有名なところだそうです。静かな森の中にある宿で、離れのような建物が並んでいてとても雰囲気よかったです。
まずは温泉に浸かって一休みしたあと、地元の食材中心の晩飯。
宮崎といえば、地鶏のたたき。
こちらは鯉のあらい。このあたりは鯉をよく食べるそうです。
鯉の甘酢あんかけ。
鯉こく。卵も入っていてなかなかの美味でした。鯉こくを食べたのは初めてかも。
就寝前にもう一回。ここは内湯のみですが、別棟に湯屋があっていい感じを出してました。
ここからは23日。朝食前に朝風呂へ。
風呂上りに旅館周辺を撮影。いい雰囲気の宿の入口。
裏手から街の方向?
旅館の裏山。
入口の橋。
そして朝飯。9時ごろ旅館を出て、西都原(さいとばる)古墳群へ。もともと宮崎市の近くのリーズナブルな温泉旅館ということでここを選んだので、西都市のことはあまりよくわかっていなかったのですが、ここは日本でも古墳が相当集中しているところだったんですね。
ということで、西都原古墳群の中心部へ。
ビジターセンターにあった神々の系図。最近、このあたりの歴史にも関心あります。特に古代イスラエルの失われた10支族と天皇家の関係、ユダヤと日本の関係などから興味津々。
こちらはビジターセンターの建物。レンタサイクルも貸しているので、時間があればそれで回るのもよいところです。
こんな感じでだだっ広いところです。6月に行った韓国の慶州の古墳群ともよく似ています。文化や時代的にも近いものがありますし、当然似てくるのでしょう。
鬼の窟(おにのいわや)古墳という円墳。
中に入ってみます。
6世紀末~7世紀初に造られたそうです。
まだきれいに整備されていない古墳も含めて、いくつもの古墳が散在しています。
これは県立西都原古墳博物館。すごく立派な建物です。
ここの展示物や展示方法は秀逸です。地方の博物館とは思えないレベル。
銅鐸の数々。国宝だそうです。まだ続く西都原。。