九州レポートその3。西都原古墳群の続きから。
青い空と古墳群。
この森の中には前方後円墳が二つ。
でも、宮内庁管理なので中には入れません。博物館が立派だったのは、この古墳群は天皇家につながるという特殊な位置づけからなのでしょうか。
円墳の上から。古墳群を満喫したので、このあとは宮崎県の海岸沿いを北上。
道の駅つの(都農)です。
ここはトマトの産地のようです。宮崎県のこのあたりは温暖な気候なのでトマト向きなんでしょうね。左側のトマトラスクを買って車中でかじりながらドライブ。
道の駅の駐車場にはこんな表示が。最近仕事で「地方創生」に関心を持ってみていますが、地方に来るといろいろと工夫しようとしているのがよくわかります。
日向市の美々津というところに来ました。
ここは神武天皇が東征を開始したと伝わる地。神武天皇といえば神話の世界で実在したかどうかという話もありますが、少なくともこの地からかつてヤマトを目指して行った人がいたことは間違いないのではないかと私は考えます。
道の駅日向物産館に来ました。日向はもともと「ひむか」と読んだのでしょうか。
日向といえば日向夏。
日向灘が見えるレストランで昼食をとることにしました。
美しいです。この方角が神武東征出発の地。
宮崎といえば、なぜかこれが名産。チキン南蛮定食です。東京で食べるのよりもサクサクで柔らかい食感ですね。このあと延岡近辺を通過し、高千穂方面へ山道を進みます。
高千穂の少し手前、日之影町の道の駅・青雲橋。
眼下に五ヶ瀬川という川が流れます。
この橋の下に、日之影温泉駅というのがあるので行ってみます。
高千穂鉄道の日之影温泉駅です。
とはいうものの、ここにはすでに電車は走っていません。2005年の台風で不通になり、その後残念ながら高千穂鉄道は廃線になってしまいました。
駅舎の外には足湯、中には日帰り温泉があります。
電車のある右側がかつての軌道跡。
レールがわずかに残っています。川沿いを走る絶景列車だったんでしょう。台風で不通になる前はトロッコ列車が走っていたそうでそれなりに利用されていたようです。
駅舎の中です。
時刻表はそのまま残してあり、今にも電車が来そうな雰囲気ですが。。
川の対岸から日之影温泉駅。このあとは高千穂中心部の手前にある天岩戸神社に行ってみることに。
天岩戸橋です。神々しい世界へ。。