GW東北遠征レポートその4、5月2日の夕方、羽黒山五重塔への続きから。
山道を少し下っていくと(復路は結構な上りなので辛いですが)、神聖な感じの滝。
和歌山の那智の滝ほど大きくはないですが、神々しいものを感じます。
このあたりこの杉の樹のように樹齢1000年を越えるという木々が並ぶ神聖な感じの森。
上まで写してみました。
そしてこれが国宝羽黒山五重塔。
とても古い木製ですが、遠目に見ると金色に光っているようにもみえます。
パワースポットマニアになってきました。。
古いですね。将門の建立、1050年前とあります。再建されたものも600年以上前。
五重塔の一番下。見た目で古さが伝わります。
素晴らしい建築。よく雨風をしのいできたと思います。
神々しい。
この先山道を登っていくと、出羽三山神社があるわけですが、かなり距離があるので、それは翌日車で行くことにしました。
こんな感じの位置関係。五重塔は左下。翌日、右側から車で上ります。
さて、宿坊に戻り夕食。18時開始とちょっと早めはあるものの、基本的に旅館と一緒。この日は私を含めて3組の宿泊者。本堂でこの精進料理をいただきました。山菜ずくしの低カロリーの嬉しい献立。高野山の宿坊に泊まった時は朝のお勤め(読経を聴く)がありましたが、ここでは淡々と静かな時間を過ごしました。
5月3日の朝。朝食も山菜が中心。
お世話になりました。ここもじゃらんで予約しましたが、お奨めしますよ。
さて、予定どおり車で出羽三山神社へ。駐車場から参道を少し上ります。
ここにも松尾芭蕉先生はおいでになったようです。
五重塔もそうでしたが、ここの建物はどれも古さを感じます。
鳥居で一礼。
こちらは本殿ではないようです。
鐘楼も古さがにじみ出ています。
こちらが出羽三山神社の御本殿。三山とは月山、湯殿山、そして羽黒山です。
それら3つを合わせた「三神合祭殿」。明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山だったとのこと。山岳信仰そのものということでしょうか。昨日の五重塔をみてもそれが納得できるような気がします。
脇にある蜂子社のご由緒。開祖といわれる蜂子皇子を祀るとあります。大化の改新より前の時代ですから古いっすね。
蜂子社です。
徳川家康公没後400年を記念した羽黒山東照社の特別参拝というのもやってました。
こちらが遠目に見た三神合祭殿。改修中だったのが残念でしたが、羽黒山、満足です。
山を下りる途中の景色。
JR鶴岡駅にも立ち寄ってみました。羽黒山周遊、ナイスでした。続く。