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2007.11.17
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太郎(アルファ)君について、保護団体の方の掲示板に、団体関係者から
以下のようなコメントが掲載されていました。

以下 原文そのまま転載



「当会の保護犬であるコリー♂アルファについて」

10月12日 東京都動物愛護センター本所に収容される
10月26日 再譲渡を目的とした団体譲渡として当会が引取
10月27日 空輸にて大阪の一時預かり先へ移動。
     現在に至る。

引取り後に行った医療措置・ケアについて
・シャンプー&トリミング
 外耳の汚れ酷く、体毛のところどころに毛玉あり。
 コリーの外観を損なわぬよう、プロのトリマーさんに丁寧に整えていただく。

・医療措置(東京&大阪にて)
 健康チェック(引取当時は体重19.4キロ・瘠せている、コリーアイ無し)
 血液検査、フィラリア抗原検査
 狂犬病予防注射、マイクロチップ装着、去勢手術
 尿検査、※混合ワクチン接種は近日予定
 ※膀胱炎?と思われるふしがあったので尿検査をしたところ、血尿と尿ビリルビン陽性反応があり、肝臓に問題があるかも知れないとのことで、抗生剤投与しながら経過観察中。
-------
当会はセンター(保健所)に収容され、収容期限が来て殺処分に送られる犬猫を引取り、適切な医療措置・ケアをしながら、新しいご家庭へ送りだすという、命を繋ぐ活動をしております。
多くの犬猫たちは遺棄されたと思われる子たちで、それまで、いかに過酷な環境下で暮らしてきたのか・・・と胸が痛くなるほど酷い状態の子がたくさんおります。
中には脱走・逃走して、飼い主の手元を離れ、家に戻れなかった子もあるでしょう。
どのような理由であれ、私たちの活動の目的は、苦しいガス室での殺処分から1匹でも多くの子の命を繋ぎ、二度とこのような辛い思いをしないよう、命の危険にさらされることがないよう、適切な環境下で、良識と愛情あるご家庭のもと、天寿を全うできるよう、犬猫たちを送り出すことにあります。

私たちが願うことは、アルファのこれから先、10数年の健康で安全な暮らしです。
アルファのこれからの幸せを願ってやみません。

様々なお問い合わせをいただいておりますが、メールでお問い合わせくださった方々には、お返事を出しております。
掲示板でのご意見・ご質問に対しましては、当会からコメントをさせていただくことはございませんので、投稿は削除させていただきます。
対応にも限界があり、今後メールでの問い合わせにつきましても、お返事は出来ませんのでどうかご了承ください。

今日引取りを決めなければ明日の命が無い・・・
引取りを決めるなら預かり先を探さねばならない・・・
あきらかに疾患があるとわかっている子については、収容中に患部の写真を撮り、かかりつけの病院にヒアリングを行い、かかる医療費・治療期間・完治の見込み等、今後の治療方針を相談して、多方面から検討に検討を重ね、引取りを決めています。
毎日毎日、私も担当スタッフも、切迫したセンターとのやり取りに追われております。
アルファもそんな中で、幸いにして、確実な預かり家庭があったからこそ繋がった命でした。

再譲渡を目的として犬猫の団体譲渡を受けるということは、センターの譲渡条件に準じて、それに適合する飼い主を探さねばなりません。
私たちはセンターの譲渡方針・当会の譲渡条件に添って、里親様の選定を行っております。

既にアルファの所有者であるとおっしゃっている方のご親族とのお話も終えており、ご親族の方を通じて、ご理解いただけたとのお返事もいただいております。
諸々、細かなことを書き記すことは、プライバシーに関わることもございますので控えさせていただきますが、以上、どうかご理解いただけますと幸いです。


以上が、団体さんのコメントでした。
まだ釈然としませんが、ただいえる事は、
私達には、殺処分される太郎(アルファ)君を助けられなかった。
実際に助けることができたのは、この団体さんであったという事実です。
こうして、部外者の私達が大騒ぎすることにより
今後、コリーは面倒だから保護しないと判断されても困ります。

外野で色々なことは言えます。けれど、実際に行動するのは大変です。
そして、現実に行動している方々はこの団体の方々なのです。
だから、私達にはこれ以上反論できず、否定する意見も言えません。

それでも、釈然としないやり切れない思いはなんなのでしょう。
今日も眠れません・・・。





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Last updated  2007.11.17 05:32:42
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