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まりんの我楽多箱

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2011.04.12
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カテゴリ:我家のペット達


最初の地震から時間が経過するにつれて、
地震と雷と花火に弱いミルキーも、小さな揺れには慣れてきて
ひとりで居ても泣き叫ばなくなっていました。

が、先日の余震以来また、小さな地震でも怖がるようになり元通り。
それでも、食欲は落ちないので、それだけマシかな?と思いました。

ただ、現在はヒート中なので、ちょっとお腹か緩め。
フードを変えて以来お腹が安定していたので忘れてましたが、
ミルキーはいつもヒートの時期はお腹が緩くなるのです。
というか、ひどく下痢をすることが多かったのですが、
ヒートの最初の頃に緩くなりだしたので、2日ほど抗生剤を与えたら
便の状態も落ち着いてくれたので、今は何も与えていません。

いつも、思うのですが、ヒートの時期は抵抗力が下がるのか
お腹が緩くなったり、皮膚のトラブルが出やすくなったり
耳の中の雑菌が増えやすくなったりする気がするんですよね。
そういう意味でも、抗生剤を常備していると安心な気がします。

もちろん、皮膚を清潔にしてこまめにブラッシングしたり
耳の中をイヤークリーナーで洗浄したりも心掛けますけれど。

まぁ、地震とヒート中が重なって
ミルキーの様子がなんとなくおかしいしのは仕方無いと思うのですが、
今回は、オウムのクリちゃんも様子がおかしくて、少し心配です。

文鳥達もオウムのクリちゃんも地震の時もさほど騒ぐこともなく
自然界では、揺れる枝に止まることもあるから、
鳥は、揺れに強いのかと思っていました。

しかし・・・先日の地震の翌朝早くのこと。
ケージで大人しく寝ているはずのクリちゃんが突然
絞め殺される前のニワトリのような声で泣き叫び出しました。
慌ててケージに駆けつれましたが、
寒防寒の為にケージに掛けている毛布のせいで中が見えませんが
ギャーギャーと泣き叫び続けています。
急いで毛布をとって、クリちゃんに声をかけると
ケージの下でおかしなかっこをして転がって泣き叫んでいる
クリちゃんがいました。

どうやら、寝ぼけて止まり木から落ちたものの
暗くて焦ったら、羽がケージにひっかかっため焦ったらしいのです。
ケージの中を明るくして、声をかけると
おもむろに起き上がって、自力で止まり木に這い上がるクリちゃん。
プライドの高いクリちゃんなので、そっとしてあげた方が良いと思い
しばらくそのまま、そっとしておいてあげました。

以前も書いたと思いますが、クリちゃんは幼時に
PBFDという ウィルスに感染したまま我家にやって来ました。
1歳をすぎる頃までは発病しなかったのですが、その頃に発病。
人間で言えば、エイズのような病気で不治の病です。
タイハク系のオウムやインコ類にしか感染しないという病です。
発病すると、平均4~5年がせいぜいといわれているのに
クリちゃんは既に、15年も生きてます。
ただ、この病気の症状のひとつに、全身の毛が抜けてしまうというものが有り、
クリちゃんも、体の羽がうっすらとしか生えていません。
生まれたばかりの雛のような状態です。

それが、驚いてジタバタしたために残っていた羽の多くが抜けてしまい
まるで絞殺されて羽をむしられた鶏のような状態になっていました。
むき出しの肌が赤く見えていて、本当に無残な姿です。

暫くしてから、クリちゃんの様子を伺いにケージを覗いて
空っぽになっているはずの餌入れに一日分の餌を入れようとすると・・・
空のはずのクリちゃんの餌入れの中に沢山の羽が入っていました。
どうやら、クリちゃんが抜けた自分の羽をくわえて集めて入れたようです。

というのも、クリちゃんは私が餌を入れるのが遅くなると
いつも「クリちゃん、これでしょ~!」と叫びながらアピールして、
下に敷いてある敷き紙をちぎり、
そのちぎった紙くずを餌入れに入れてイタズラをしているのです。

この日は、下に散らばった自分の抜けた羽を集めたらしいです。
なんだか可愛そうになっちゃいました。

鳥も地震酔いなんてないとは思うのですけれど・・・
やっぱり何らかの異変を感じているのでしょうかね。

その日以来、食欲が落ちていて、大好きなピーナッツも食べ残しました。
病鳥だけに・・・拒食は命取りです。
しかも、他のオウムに感染する病なので、簡単に病院へも連れて行けません。
そんなことは初めてなので、かなり心配しましたが、
今日は、少し食欲も戻った気がしました。
でも、まだまだ減りが遅いので心配です。

オウムは、食べるよりもイタズラして下に捨てる方が多いので
ちゃんと食べているのかは糞の量で判断するしかありません。
まだちょっと少な目のようなんですよね。

治療法の無い病だけに、何もしてあげられず困ります。
あれから16年。
まだ治療法も薬も開発されていないようです。
他の鳥に感染する恐れがあるので、簡単に病院へも連れて行けません。
鳥の専門医の先生にご連絡したところによると、
PBFDかどうかを判断するための検査法が進歩したレベルだそうです。
16年経ってもその程度なんてねぇ。。。
クリちゃんが生きている間に治療法は見つかるのかしら?

とにかく免疫力をあげるしか無いので、
人間に良いというものを試したりもしてますが、
何しろ鳥なのでどこまで有効なのやら。


そして、ミルキーのヒートもそろそろ終盤。
最近は、よく水を飲むので子宮蓄膿症も心配です。
完全に終わったら、掛かり付けの病院で、
一年に一度の全身の健康診断、血液検査とエコー検査をして貰おうと思います。
今度の17日でミルキーも6歳。
6歳のプレゼントは健康診断かな?(笑)








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Last updated  2011.04.13 04:32:09
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