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まりんの我楽多箱

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2013.02.04
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カテゴリ:
写真を追加して再UPしました!

昨日に引き続き、JCC千葉支部家庭犬訓練審査会兼競技会についてです。
今回は、CDX初受験のアンバー君中心にお伝え致します(笑)

なにしろ、アンバー君とは訓練を通しての繋がりが深いですし、
私もCDX初受験では、さんざんでしたので
気持ちもリンクしちゃいます。

アンバー君のママとは、ブログきっかけで知り合いました。
自転車や電車など、走るものを見ると興奮して走り出してしまい
お散歩中でも「機関車アンバー」に変身しちゃうことに
手を妬いておられたアンバーママさん。

私もちょうど、訓練を始めたばかりだったので
一緒に頑張れれば良いなと、お誘いしました。

でも、その頃は私もJCCに再加入したばかりで
何をどうすれば良いのかわからず・・・
周囲の状況や環境が見えて無かったあの頃は、
ほんとに色々な意味で、厳しかったなぁ。
周囲の方たちにも、沢山ご迷惑かけちゃったし・・・
そして、多くの先輩方に助けられて、ここまで来ました。

アンバーママさんにも私の道連れで
遠回りさせちゃったかな?なんて思うこともあったりします。

でも、今のアンバー君の姿を見ていると
そうした遠回りの時間も無駄じゃなかったのかなぁと
勝手に思っちゃったりもしています。

何よりも、沢山の方に出会えて助けて頂き
多くを教えて頂き、沢山楽しい想い出も出来ましたからね。
アンバーママさんとの共通な想い出も少なくありません。

そして、アンバー君も「機関車アンバー」なんて異名は
今の姿からは想像できないくらい
賢くて可愛いシェルティ君になりましたからね。

以前は、
犬の自覚なんて皆無?と思えるほど、
犬が近寄れば「なにこの動物は?」
「ボクは君達と違うから近寄らないで下さい!」
って感じでしたし、
犬なのに哲学者みたいな難しい顔をして
およそ犬っぽく無い犬という印象でした。

それが、今は家族以外の人間にもジャレてみたり、
「ボクに触ります?」と寄って行ったり、
他の犬が傍に寄って来ても動じない犬に変わりました。
良い意味で犬に戻った?って感じです(笑)

もちろん、訓練もしっかり身について、
ママの指示にもしっかり従えています。

あ・・・前置きが長くなっちゃいました(^^;




まずは、脚側行進。
ママとのアイコンタクトもバッチリ。
ちょっと大きめのデカシェルちゃんなので
シェルティとしては、動きもゆったりしていますが
やっぱり、コリーとは違ってキビキビしてます。



CDで何度も競技会参加しているので
途中で脱走なんて心配も無く、ママ一筋のアンバー君!



称呼は、途中の停止の指示で伏せようとしたものの
その中途半端な姿勢のままジワジワとママに近寄って行き
だいぶママに近いところで伏せ。



ミルキーもよくじわじわ移動をやってましたが・・・
どうしても、ママの近くで伏せたいんですよね(笑)



だって、こんなにママが好きなんですもんねぇ?
アンバー君♪
ママ的には嬉しいんですけど・・・訓練ではそれは減点。



ダンベル持来は、ダンベルを拾って来るのを忘れて
ママのところへ戻って来ようとしちゃいましたが



ママのお顔を見て、えっ?と立ち止まって考えることしばし。



アンバー君、ママの指示に従いたい気持ちと
早くママの元に戻りたい気持ちと闘ってます。



でも、頑張ってダンベルを持って戻って来ましたよ♪
私とミルキーの時は、ダンベルを投げた時に折れたんですよねぇ。
ダンベルの片側がほとんど地面に食い込んだ状態になってしまい
しかも、大雨でさんざんでした。

そして、いよいよ大技の高跳持来です。
これは、障害物である高跳台をとばなければなりませんし
さらにそれを跳んでダンベルを拾って咥えたまま
高跳を跳んで戻って来なければなりません。

CDX暦5年のミルキーですら、この課目の成功率は
100パーセントではありません。

アンバー君の初お受験高跳持来は・・・



跳んだか?



おっと・・・。
ダンベル落とした?



ありゃりゃ・・・残念。。。
幅跳びは上手くできたんですけどねぇ。。。
でも、ミルキーと私のCDX初受験の時よりもお上手でしたよ♪
CDXは、奥が深いですもん!
焦らず、気長に頑張って下さいね~♪♪♪

最後は、団体なのですが・・・
ミルキーと私も協力犬として
参加したもので、お写真がございません。
でしたが・・・
めるもさんのご好意でお写真を頂きましたので、
追加しました♪



シェルティ二頭、コリー二頭、合計4頭での団体協議となります。
アンバー君とそのお隣のシェルティちゃん2頭がお受験犬。
ミルキー達コリー2頭は、CDX既得犬です。



CDX団体課目は、「座って待て」3分。「伏せて待て」5分。
併せて8分となります。
上のクラスのUDは「立って待て5分」のみなので
実は、団体課目の場合は、CDXが一番長くてハンドラーも辛いんです。

でも、CDX暦5年以上の私とミルキーにとっては
この課目は出来て当たり前の課目なもので・・・
ひたすら時間が経過するのを待っている感じです。

周囲がドックランだったのもので、ちょっとキョロキョロしてしまった私。
すかさず、ミルキーが感じとって
「あれ?もういいの?」という顔で私を見たので
軽く指で座れの合図をこっそり出すと
「やはり、まだですかぁ」という顔をして、
そのまま最後まで狛犬のようにじっと座ってくれていました。

以前は、こちらも緊張しながら
「動くなよーー!」と心で念じながら目でビームを送ってましたが
今は、そんなことをしなくても信じて前に立っているだけですみます。

次の伏せて5分も、
ミルキーは「わかってます」という顔で耐えてました。



後ろと横がドックランなので、
私と同様に、周囲を見たりと余所見はしたものの
体は最初の状態から動かずで、お役目を果たしてくれました。



最初の頃は、ドキドキハラハラだったこの課目も
こうして、ミルキーを信頼して、
自信を持ってできるのが嬉しかったりします。



この日は、ドックランに来たというのに
ほとんど車に収納されていて、待ちぼうけの一日のミルキーさん。
でも、リンクに入ると、ちゃんとやるべき事をやってくれる。
そんなミルキーが本当に愛しかったです。



最後は、私達もお受験を目指せるのか?のUDクラス。

CDP~CDXまでは、家庭犬訓練になるのですが
UDは、Utillity Dog=使役犬訓練となります。
それだけに、難しいのですが・・・
本来コリーは、牧羊犬として生み出された使役犬なのですから
このクラスに合格してこそ、コリーと言えるのかも?
と、思ったりもします。
それだけら頑張りたいところなんですけどねぇ。

UDはお受験犬はおらず、競技会参加の4頭となりました。
T家のシェルティ君と、S家の3頭コリーズの演技となりました。
いつもならUDだけ7~8頭の参加があるので、
今回は寂しい印象でした。

その中でも、今回、私が特に感動したのは、
S家のゆう君とママの演技でした。
ゆう君は、10歳の男の子コリーくん。
コリーの10歳といえば、人間でいえば70代に相当するとか。



脚側は、ゆったりゆったりながらも
ママの真横にピッタリ付いて歩いていました。
ただ、お座りだけはかなりゆっくり。
犬も人間の高齢者と同じで、
立ったり座ったりはツライのかも?
なんて思いながら見守っていました。



動きは、ゆったりしていても
ハンドラーのママから決して目を離さず
「自分のやるべき事はわかっています」というように
淡々と、でも確実にこなす姿に貫禄を感じました。



私とミルキーがてこずっている捜索持来も
10歳のゆう君が、一生懸命やっている姿に、涙が出そうでした。
ダンベルひとつひとつの匂いを、ていねいに確認し
正解のダンベルを見つけると、
「これだ!」というように咥えて、
ゆったりながらも、ハンドラーのママの元へ一直線。



その姿が、なんともいえず、可愛らしいというか、
なんだかとても、いじらしく思えてなりませんでした。



競技会終了後に、ゆう君のママにそのお話をすると
ゆう君のママも、
「もう10歳のおじいちゃんなのにねぇ
ホント可愛くって、たまらなくなっちゃったわよ~」
と、私以上に、その姿に感動されていたご様子でした。



課目と課目の合間に、ママに褒められて
ママに擦り寄っているゆう君。



この恍惚の顔が、なんとも言えません。
お仕事する犬にとっては、しっかり仕事を果たし
それを飼い主に褒められること程の喜びは、
無いのかもしれませんね。

だからこそ、10歳の高齢にも関わらず・・・
こんなことや



こんなことも



躊躇すること無く、
こなしてくれちゃうのだろうなぁと思いました。
そんな10歳のゆう君の姿を見ていたら、
4月で8歳になるミルキーの体力に
不安を感じてる場合じゃない?
なんて思ったりもして・・・
まぁ、体力や老化には、個体差があるでしょうけれどね。
でも、出来る子は10歳でも、ちゃんと出来るんだなぁと
再認識させて頂きました。

ゆう君、Sさん!
素敵な演技をありがとうございました。




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Last updated  2013.02.09 01:27:53
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