|
カテゴリ:犬
12月7日は、日本コリークラブの東ブロック展でした。 会場が茨城県ひたちなかということで、 出陳しなくても、お手伝いか見学に行くつもりでしたが 結局、行くことができません。 気持ちはマンマンなのですが、 体がどうも言うことを聞いてくれません。 最後に手術してからまる2年。 一年目は、腕は上がらないし、まっすぐ歩けないし 本当に普通の生活は送れませんでしたが 2年目に入り、痛みもだいぶ薄れて 徐々に動けるようになって来た実感があったのですが やはり、腸の消化力は人の半分らしく 今も、日によって力が入りません。 最初に子宮癌の摘出手術をした時は、 まだ20代だったので回復も早かったのですが 今回は年齢も年齢ですし、腸も切除しているせいか 回復の遅さに苛立つ日々です。 そんな中、今日はどうしても会場へ行きたい理由がありました。 それは、年内にどうしても一目お会いしておきたい コリー仲間の先輩がいらしたからです。 その方とは、同じ訓練の師匠に師事し、 共に訓練の練習をし、 展覧会場ではいつも色々と声をかけて頂きました。 そして、ここ数年は同じく癌仲間でもありました。 私は、20年前にも癌の摘出手術をしており 今回もまた癌になったので、癌歴は私の方が先輩。 なので、展覧会会場などでお会いすると よく声をかけて頂き、お互いの現状報告をしておりました。 その方が、先日の千葉展の会場で 「この前、医者に『ぶっちゃけあとどれくらいもつ?』と 聞いてみたらさ~、『そうだなぁ。12月くらいかな』って 言われちゃったのよね」 とおっしゃっていたのです。 私は、抗がん剤も放射線も効かない癌なので どちらの治療もしておりませんが その方は、両方の治療されていました。 メシマコブをお薦めしてプレセントしたのですが 「主治医が飲まないでいて欲しいって言うんだよね」と 止められちゅったのだそうです。 きっと、抗がん剤の効き目を知る為なのでしょうけれど 効く方には効くし、抗がん剤の副反応も軽減してくれるので 本当は飲んで欲しかったな。 少なくとももう少し、元気に動けたかも? そうなんです。 間に合いませんでした・・・。 今朝、起きた時もお腹の調子がイマイチでしたが 行こうと思えば行けなくも無い気がしていたので 行く準備はしていたのですが・・・ 一足早く、会場入りしていた方に 「昨日お亡くなりになったそうです」との連絡を頂き なんだか一気に力が抜けてしまいました。 思えば・・・ CDXのダンベルすら咥えられなかったミルキーが 高跳びなんて跳ぶ気もさらさらなかった頃 その方が当時飼っていらしたシェルティのマロンちゃんと 当時、本部競技会で4連覇中のジュレ&モネ君とも 訓練の先生の元で、一緒に練習させて頂きました。 その頃のミルキーは、高跳びが怖くて怖くて仕方が無く 高跳びにひっかかると、 しばらくトラウマで跳べなくなっていました。 高跳び台もまだ簡易的なもので、 風で倒れてしまったり、 足をひっかけて転倒してしまったり・・・ 一進一退の日々で苦労していました。 でも、ある日、 先輩が、「こういうタイプの犬は、 すぐに倒れる台だと、失敗する度に 怖くて、しばらく跳べなくなったりするから しっかりしたのを作った方がいいよ?」と ご自分で作ったものを見せて下さり 高跳び台の作り方のヒントを下さいました。 そして、 その翌週に作ったのがコレ! 色も塗って完成!! おかげで、その翌月の本部競技会で CDX二席190点で合格することができました。 臆病すぎる性格で 訓練にはあまり向いてないミルキーにしては、 1席と2点差という十分な出来でした。 おかげで、Y先生にもご恩返しができました♪ 高跳び台を作ってなかったら、 まだ高跳び台の恐怖から脱出できてなかったかもです。 道具が、あんなにも影響するとは思ってませんでしたので 眼からウロコでした。 そんな先輩に、一目でもお会いしておきたかったのですが・・・ 私も一度目のがん手術後は、抗がん剤を投与していたのですが 副反応がひどくて鬱になってしまい 半月で中断してしまいした。 なので、余命5年以内と覚悟して生きていたので 5年を過ぎて、あれ?まだ生きてる?と逆に拍子抜けしたものです。 10年経過して、もう癌とはお別れ~と 病院の検査からも赦免されたと思っていたら 2年前に、別の癌が発生!! 一度の手術では摘出できないほどの重症でしたので 今度こそは、お迎えか?と思って覚悟したのに またまた奇跡が起きてしまいました。 なので、本当に余命宣告ピッタリで 亡くなってしまわれるとは思っていませんでした。 どんなに体調が悪くなっても 「家でくよくよしているよりも、 こうして犬との活動をしている方が気が晴れる。 だから、できるだけ会場へ行くよ~」 と、おっしゃっておられました。 一時期よりも、少しふっくらされた気がしたので せめて年内は間に合うかと・・・ ちょっと甘かったようです。 ちゃんとお会いして、 もう一度、お世話になったお礼を ちゃんと申し上げたかったのだけれど かないませんでした。 ミルキーと私がここまで訓練を楽しめたのも 適切なアドバイスを頂けたからだと思っています。 先にお空に行かれてしまいましたが わたしもそのうち、そちらのお仲間入りした際には しっかりお礼を言わせて下さいね。 本当にありがとうございました。 共に、訓練の練習していた頃の在りし日のお姿。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 あ~ 私の方は、まだまだそちらには行けなそうです。 先日の検査でも、転移も再発もありませんでしたので・・・。 もうしばらくは、こちらでウロチョロ頑張ります!! ミルキーより先には行けないですから!(笑) にほんブログ村 ↑ ブログランキングに参加中です♪ 宜しければ、ポチっと1クリックお願いします。m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[犬] カテゴリの最新記事
|