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テーマ:ラフ・コリー(573)
カテゴリ:犬
12歳2ケ月になったミルキーさん。 先週末から、変な咳をするようになりました。 換毛期で毛を飲み込んだりして吐くこともありますが こんなに咳が続くことはありませんでした。 もう内臓にダメージが出て来ても 当然な年齢になっています。 毎年春と秋に健康診断を受けていますが 前回、4月に受けた診断でも 背骨、肺、心臓、血管、目に老化現象が出ている ご指摘を受けました。 しかし、これはもう年齢的なもので仕方がないと 日々、注意深く観察して早めにケアしていくしか 対処しようがないとの判断でした。 ミルキーは、入院以来、病院が苦手になってしまい 診察室に入ると鼓動も早く、息遣いも粗くなり 体温も高めになってしまいます。 しかし、前回の診察の時は、以上に早くなっていました。 犬も動脈硬化か心筋梗塞もあるとのことで 呼吸の速さと脈拍数の多さから、心臓への負担が心配され 要注意項目となっていまはたので、 いよいよ、これは心臓か?と思って 担当の先生のいる日に病院へ連れて行きました。 診察室で待っている時から咳込んでいたミルキー。 いつも、診察室に入ると先生は 「今日は、どうされましたか?」と、聞いて下さいますが この日は、すぐに「咳が出てますねぇ」と言われました。 待合室でのミルキーの咳が聞こえていたようです。 早速、熱と体重を測り、聴診器で心音を聞いて下さり 「心臓に雑音は聞こえないので、肺かもしれません 前回のレントゲンでも気になっていたので とりあえずレントゲン撮影しましょう」とおっしゃり レントゲン撮影をして下さました。 結果、 やはり老化から肺が硬くなってきているとのこと。 悪化すれば、水が溜まったり癌化するとのことで まずは、抗生物質、ステロイド、拡張剤を服用して 様子を見ることになりました。 先代のラッキーが11歳目前で心筋梗塞で亡くなったので ミルキーにも来るべき時が来ると覚悟はしています。 私は、自分の経験から 命を助ける治療が時には、 死ぬほどの苦しみを伴うことを知っています。 私も、体中に管が11本も入っていた時には、 「助けてくれなくて良いから殺して~」と思うほど つらい思いをしたことがあります。 その時は、声も出せず、体も動かせず、 眼振で目も開けられませんでした。 きっと、言葉が話せない動物も こんな気持ちのかも?と思うと、 ただ、命を長らえる医療は望みません。 特に、シニアと言える年齢の犬ですから、 命を長らえる治療ではなく、少しでも苦しまない 自己の生命力に任せる治療をしてあげたいと願っています。 ということで、日ごろから様々なサプリメントやら 食品を与えています。 その時々で、加えたり、止めたりしていますが 今、常時与えているものはこんな感じです(笑) お薬ケースに一回分のサプリメントを小分けし 20日分くらいを作っておいて、日々のご飯に混ぜます。 また、肝臓その他の為にウコン、 がん予防と免疫力アップの為にメシマコブを 朝夕に分けて混ぜています。 さらに、カルシュウム補給にヤギミルク 膀胱炎予防にクランベリー、 血液とホルモンバランスの為に乾燥納豆とハト麦等を その時の状況に合わせて与えています。 メインのフードもビタワンとアボダーム半々。 それにドライベジタブルを加えてふやかして与えています。 今のところ体重は21キロ前後をキープしていますが 万が一の時の為に痩せる余地を残しておきたいので お腹を壊さない程度におやつも与えています。 まだ、食後の歯磨きガムを食べれているので 歯と顎の力は大丈夫そうですが これも、いつまで噛めるかハラハラしながら観察中。 そろそろガムは中止にしないとなのかもです。 そして、不安なのは後ろ足です。 ミルキーたちの生活スペースは二階がメインなので どうしても階段を登らないとなりません。 今のところは降りるのはなんとかスムーズですが 登りは何度も仕切りなおして意を決して登っています。 いずれは、下で暮らさせようかと思ってますが やはり、ミルキー的には暮らしなれた二階の 自分の部屋に居たいようなのです。 後ろ足を補助してあげれば、まだまだ登れそうなのですが これもまた、いずれは・・・と 来るべき日を覚悟しないとです。 そう思っていた矢先・・・ 二階でミルキーと小太郎をフリーにし 下で授業をしていたところ 二階からひぃんひぃんとミルキーの鳴く声が!! 慌てて二階に上がってみると、 階段を登った踊り場のフローリングの上で 前後脚共にㇵの字に広げて 虎の敷物状態になったまま動けなくなった ミルキーが悲しそうに鳴きながらもがいていました。 後ろ足のに近い腰辺りを持ち上げてあげると すくっと立ち上がる事ができたのですが ミルキー本人が一番ビックリした様子。 変な態勢になって足腰を痛めてないか 心配になりましたが大丈夫だったようです。 いつも普通に生活しているスペースですし 今までこんなことは一度もなかったので ちょっと驚きましたが 来るべき時の到来をヒシヒシと感じました。 すぐにミルキーが滑ったフローリング部分に キルトシーツを敷いてあげたので その後は大丈夫でしたが 近いうちにフロアーマットに敷き替えようと思います。 シニアの階段を着々と登っているミルキー。 ゆっくりと、ゆっくりと、 出来るだけ苦しまず、痛みを感じることなく シニア度を増して行って欲しいと願うばかりです。 猫と一緒に縁側でひなたぼっこ。 人間の昔のおばあちゃん像を 地で行けるミルキーばあちゃんです(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.06.18 04:47:22
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