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カテゴリ:映画
↑23%OFF 2926円 名優ジャック・ニコルソン主演のドラマ。 WOWWOWのアカデミー授賞式放送の際の、 内藤タケシの絶賛ぶりに以前から見たいと思ってた作品。 結論から言っちゃうと私には面白くなかった作品。 というか、これ、予備知識あったら見なかったろうな、と思う。 定年退職後の、父であり、夫であり、男である主人公の、 空虚な心は巧みに描かれているが、 題材的に、私には一生共感を得るものではないと思った。 既婚者男性@30代以降なら何がしか考えさせられるものなのだろうが、 きっと私はおばあちゃんになって、 「私には何もない」なんて寂しい気持ちに、 万一なってたとしても、本作には共鳴できないであろうと思う。 気持ちはわかる。 何を言わんとしてるかもわかる。 もっと、掘り下げて描いてくれれば、 それでも感動できたのかもしれない。 けれど、私にはとても薄っぺらく感じたな。 ニコルソン以外の配役も、微妙に適当な感じするし。 特に花婿や、娘の設定が中途半端すぎるように感じた。 母というか、主人公婦人についても、唐突すぎるし。 全ては主人公の悲哀を描くためだけの飾りに過ぎないんじゃなかろうか。 なんて、穿った見方をしてしまうほど、 予定調和すぎる老い先短い人生の悲哀って、 すこぶる半端だと思う。 まあ、それでも、あくまで傍観者な立場だからこそ、 これだけ言えるのであって、 同じ立場ならば、「深い」なんて思ってしまうのかもしれないけれど。 そんな終点の人生にした自分が悪いんじゃん。 なんて一蹴できるのは、まだまだ若い証拠と喜ぶべきことなのかもしれない。 満足度:★☆ 考えさせられる度:★★☆ 総評:★★☆ DVD買うなら・・・500円。 くれるならもらってもいいけど、きっと誰かにあげちゃうな。 映画館で見るなら・・・300円。 例え300円でも断れないようなつきあいでもない限り行かない。 お勧めな層:30代以降の既婚男性。 妻もいる、子もいる、並以上の生活もできるだけの経済力もある。 平凡なまま、数十年が過ぎた、 または、このままおじいちゃんになっていくのだろうか? こんなつまらない人生でいいんだろうか? 自分に残ったものなんて・・・。 なんていう人には自問自答するのに丁度良い作品かと。 「類似作品」 う~ん、見つからない。 強いてあげるなら、「ストレイト・ストーリー」でしょうか? こちらも、私には理解不能でしたが、 多分こっちのが後味はいいんじゃないかと。 あ、あと、もちっと若い世代の男性向けに、 「天使のくれた時間」@ニコラス・ケイジ主演もおすすめ。 これを見た30代男性の評価は私のまわりではとても高い。 タイトルといい、あらすじといい、女性向きの「ラブ系作品」かと 思いきや、「男の人にこそ、見て欲しい作品」だなと思った映画。 最近、流行気味の「もし~系」。 幸せな家庭よりも、社会的地位・富などの成功か。 金だけはあっても心が寂しいより、貧乏でも、幸せな愛に包まれて生きるか。 斬新さには欠けるけど、これらのテーマを秀悦に、かつ丁寧に描いた作品。 未見の男性は必見。 「男の悲哀系?作品」 ・リービング・ラスベガス ニコラス・ケイジアカデミー賞主演男優賞受賞作。 娼婦とアル中の、救いようのないほどに哀しい作品。 ・ブレッジ =約束。はい、テーマは約束です。 「アイ・アム・サム」などで好演が注目されてるショーン・ペン監督作品。 とても深く、また難解でもある作品だけど、 すごく色々と考えさせられる作品。隠れた名作。 ニコルソンの名演なら、私は迷わずこちらを推すね。 「ニコルソン主演作」 ・恋愛小説家 アカデミー主演男優賞&女優賞、W受賞の作品。 いかにも甘そうなタイトルだけで敬遠してしまいそうだけど、 単に主人公男性が恋愛小説家なだけで、 そこを掘り下げて描いてる作品ではなく、 人生に疲れた中年男女の、 「この歳になって初恋のようなときめきがあるなんて」 みたいな出会い・交際を描いた作品。 個人的には可も無く不可も無くくらいにしか捉えなかったけど、 巷では大絶賛の作品。 試しにグーグルあたりで、タイトル検索してみると、 絶賛の嵐にきっと驚くはず。 他にも「カッコーの巣の上で」や、「イージーライダー」など、 名作が多い俳優さんだけど、未見なので何とも言えず。 でも、青年以上の独身男性で、自宅にこれらのポスター貼ってる人は ほんと多いので、きっと、男の人なら、「ハマル作品」が ひとつはあるんだろうな、って感じの出演作が多い俳優さんと思う。 ↑安い。2383円。 ↑2680円 ↑3037円 ↑1275円。安いなぁ。 ↑2250円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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