テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:映画
最近、邦画に限っては
原作本のある映画ばかり借りて見ている。 本作は江国香織さん原作。 これはまだ読んでいないけれど、 あの、彼女独特の心情描写の言葉による表現は、 映画になるときっとかなり濃度が薄くなって しまうんだろうな、とは思った。 でも、主演に菅野美穂等が出ているので、 少し期待もしてた。 結論として。 やっぱり菅野美穂って巧いなと思う。 キャスティングもバッチリだった。 真面目な主人公に原田知世、 不思議ちゃんに菅野美穂、 菅野美穂は、主役よりも、 主人公の敵に相当するちょっとイヤな女が すごくはまる女優だね。 そういう意味では今の国内の若手では ナンバー1といっても過言じゃないと思う。 多分、不器用な女―大半の女性―は、 彼女みたいな女が嫌いで、脅威で、 でも半ば憧れさえも抱くのだろう、 そんなふうに思う役柄だった。 そして、私も、ああやって生きれたら 楽だろうにな、なんて思ってみたり。 映画としては妙に淡々としていて、 私的には、多分、菅野美穂の役が、 違う女優さんだったら、 なんてつまらない映画~って 思うようなものだったかもしれない。 けれど、彼女がいいスパイスになってたおかげで、 それなりに楽しむことが出来た。 近いうちに原作も読んでみようと思う。 ストーリー:★☆ キャスティング:★★★☆ 総評:★★☆ 映画館で見るなら:1000円。 レディースデイなら許せるかな。 DVD買うなら:500円。 買うほどのものじゃないね。 原作本。533円。 3040円。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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