テーマ:映画館で観た映画(8575)
カテゴリ:映画
実話だということで、
彼女の壮絶な人生をしっかり描きたいと、 監督とセロンは数年がかりで取材をし、 より忠実に描けるようつとめたらしいけれど。 確かに忠実に再現しているのだろう。 (実際の話の詳細を知らないので本当のところは わからないけれど)。 セロンはよくなりきってたと思うし、 リッチもなぜノミニーされない?と思うほど、 好演していたと思う。 でもわたしには全く共感なんてできなかったし、 セロンがここまで恥を捨てて選んだのも、 理解できなかった。 100歩譲って正当防衛は理解できたとしても、 その後なんて同情の余地なし。 正当防衛だって、危険性わかってて、 店とかに所属せずに道に立ってるんだから、 大概の人ならば自業自得と泣いて終わりなところを、 開き直り、正当化もいいとこ。 どうしても、それしか道がなくて、 やらざるを得なくて娼婦をしているわけでもないわけだし、 痩せるとか、男受けする服を着るとか、 最低限のメイクするとか、 努力のひとつもせずに悲劇のヒロイン意識持たれても、 一生懸命生きてる人馬鹿にしてるだけじゃん、 としか思えなかった。 娼婦に限らず、女に限らず、 努力をしない人ほど、文句が多いんだよね、の典型。 こんな女の人生に映画化するほどの メッセージ性なんかひとかけらもないと思う。 これだったら、「むかつくから殺しちゃえ」的ノリの の方がよっぽどさっぱりするし、 殺人、逃亡に同情するなら、 あたりを見れば充分。 ・・・なんて考えるとわざわざ製作することも 無かったのでは?という出来。 もうちょっとでも共感どころがあれば良かったんだけど、 これではセロン&リッチの好演も勿体ないだけ。 まあ、題材とされた人が悪かっただけで、 一応映画としてはそれなりに上手く表現されているし、 役者も好演しているので、★★☆ということで。 平日のわりにレディースデーということもあってか、 客入りは良かったけど、 わざわざ映画館に行って見るものでもないかな? それでも、娼婦とか、末端に生きる人とは ほど遠い人生を歩んでいる人なら、 知らない世界の覗き見という意味では そこそこ興味深く見れるのかもしれない。 だけど、これを見ることによって、 娼婦ってこういうものか、って認識されちゃうと、 まっとうな娼婦が可哀想なので、 セットであたりも、 レンタルして見て欲しいなって気もする。 後味は、重いし、決して良くはないです。 映画にハッピーを求める人も止めておいた方が無難。 映画館で見るなら:800円 1000円でも損した気分だった。 DVD買うなら:0円 これ買うくらいなら綺麗なセロンが出てるのを買うべき。 「シャーリズ・セロン出演作」 1197円。 「わたしの11月にならない?」 ←シリーズでお馴染みの Kリーブス共演の切ない秋色ラブストーリー。 個人的にはこっちの演技力のが唸ったんだけど。 多分これが一番の代表作。 2140円。 ウディ・アレン監督作。キャストだけはめっちゃ豪華。 まだ売れる前のセロンがちょい役だけど、華々しく出演。 3038円。 ←のJデップとの共演作。 かなりずっこけなサスペンス。 これ見終わった後に怒らない人っているのかな? 3039円。 張り詰めた展開が目を離せない豪華キャストのサスペンス。 ←の子役ダコタ嬢と、 悪役といえばこの人!なの刑事役Kベーコンが共演。 全米ベストセラーの映画化、「期限は24時間」。 巷では酷評が飛び交っているけど、 わたしは期待ゼロで劇場鑑賞してかなり面白かった。 3758円。 ←の猿顔なのに人間役の主役、Mウォールバーグや ←などで演技派としてお馴染みの Eノートン共演のスパイ&カーアクション。 他にもデニーロ&キューバG.Jrコンビの海軍モノや、 今話題の「アイロボット」主演のWスミス& のMデイモンと 共演した出来の悪い伝説のプロゴルファーモノや、 など 丁寧な作品づくりでなんだか人気のRハレストレムが監督、 のTマグワイアが主役のサイダーハウス・ルール (ちなみにこれには歌姫エリカ・バドゥも出演)など ちょい役だけどキラっと光る演技で出演してます。 映画館に行くお金でこんなに美しいセロンが 見れちゃうんだから、わざわざ高い金出して醜くなった 彼女を見に行くことないかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|