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2005.04.01
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カテゴリ:映画
日本のコミックを韓国で映画化したという作品。
実はこれ、私の中で一時ブームだったのでした。

きっかけはCSでひたすら流れる映画のCMから。
面白そうだな、と公開を待ちわび、
ついには文庫本まで買う始末。

原作本かと思いきや、ノベライズ本だったのだけれど、
これがまた、とても読みやすく面白くて、
あっという間に読んじゃったのでした。
というわけで、まずは本のレビューから。

下品&くどい描写が、若干鼻につくものの、
たたみかけるような展開に、
先を読まずにはいられないほど、
はまりこんで読めて
映画の予告を見たとき以上に期待感が高まったのでした。

と、いうわけで、文庫本に対しての評価は★★★★。

それから、友達とのなにげない会話で、
実はかなり昔から連載されていたコミックの映画化だと知って。
ならば、読んでみたいと思ってたいた矢先に、
コンビニで発見。

これぞ、オリジナル!と、わくわくしながら読んだけど、
文字より絵のバランスが多すぎるのと、
あまり好きじゃない絵だったのと、
それから、私の中では、オールドボーイは
もう既に韓国人になっていたことから、
違和感を覚え、途中で投げてしまった。

そして、やっぱ映画よね~ということで、
こんな内容が映画化なんて一体どういう描写になるのだろう?
と、それはそれは楽しみに劇場に向かったのでした。

ところが、開演間もなく、
間延び的なイントロと肌に合わないBGMと、
劇場の寒い空調で、
とてつもなく眠くなり、
それを後押しするかのように、
子守唄のように聞こえるハングルがきつくって。
それから、先に本を読んでいたことで、
自分の頭の中で出来上がっていたものとは
違いすぎて、がっかり感が高まっていったのもあったかな。

そんなわけでうとうとしながら、
というか、寝たり起きたりしながら見た本作。

正直なところ、もっかい見ないと、
ちゃんとレビューは出来ないけれど、
やっぱり、原作を読んでから見ちゃいけないな、
って思ったのでした。

ラストなんかは、ちょっと違ったみたいだけど、
映画の良し悪しは、あの独特なカラーというか、
描写スタイルを受けいられるか、否かにかかってるような気がします。

私には、下品というか、陳腐というか、
そんなふうに感じられて、あまり受け付けられなかったから、
いわゆる王道的な青年コミックのノリが
好きじゃない女性には、あまり向かないかも。

一緒に行った彼(もちろん、予備知識なし)は、
大変ご満足だったようで、
劇場を出た後、
「俺がオデスになったような気分、
いきなり殴られたらどうしよう」
なんて言ってましたが。

なので、マイナーでも味のある作品と青年コミックが
好きな男性にはおすすめかもしれません。

総評 ★★☆
映画館で見るなら 800円
DVD買うなら    500円
やっぱオススメはDVDより文庫♪
もし、古本屋で100円で売ってたら、
通勤のお供に絶対買い。

DVD/オールドボーイ(DTS・2DISC)
間もなく発売。本のリンクは無かった・・・。

:あらすじ:
タランティーノ絶賛! 本年度カンヌ映画祭グランプリ受賞作。
1988年、平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は
何者かに誘拐、監禁され、
何と15年もの歳月を経て突然解放された。
なぜこのような仕打ちを受けたのか真相を突き止め復讐すべく、
すぐさま彼は行動に移すのだが…。
日本のコミック(土屋ガロン&嶺岸信明)を原作に
『JSA』のパク・チャヌク監督が手がけた韓流サスペンス映画。
暴力シーンはもちろんのこと、
パワフルでインパクトに満ちた描写の連続には
観る側が疲弊するほどだが、
それ以上に、まさに衝撃的という言葉がふさわしい結末には圧倒される。
韓国映画界の充実度を改めて痛感させられる問題作。
(アマゾンのDVD紹介より)

*アマゾンのレビューを読む限り、
 随分評価が高い映画のようですにぇ。

公式サイト http://www.oldboy-movie.jp/
予告編は勿論、来日インタビューや、
コミック原作者インタビューも見れます。

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Last updated  2005.04.01 22:08:24
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