テーマ:DVD映画鑑賞(14217)
カテゴリ:映画
日本のコミックを韓国で映画化したという作品。
実はこれ、私の中で一時ブームだったのでした。 きっかけはCSでひたすら流れる映画のCMから。 面白そうだな、と公開を待ちわび、 ついには文庫本まで買う始末。 原作本かと思いきや、ノベライズ本だったのだけれど、 これがまた、とても読みやすく面白くて、 あっという間に読んじゃったのでした。 というわけで、まずは本のレビューから。 下品&くどい描写が、若干鼻につくものの、 たたみかけるような展開に、 先を読まずにはいられないほど、 はまりこんで読めて 映画の予告を見たとき以上に期待感が高まったのでした。 と、いうわけで、文庫本に対しての評価は★★★★。 それから、友達とのなにげない会話で、 実はかなり昔から連載されていたコミックの映画化だと知って。 ならば、読んでみたいと思ってたいた矢先に、 コンビニで発見。 これぞ、オリジナル!と、わくわくしながら読んだけど、 文字より絵のバランスが多すぎるのと、 あまり好きじゃない絵だったのと、 それから、私の中では、オールドボーイは もう既に韓国人になっていたことから、 違和感を覚え、途中で投げてしまった。 そして、やっぱ映画よね~ということで、 こんな内容が映画化なんて一体どういう描写になるのだろう? と、それはそれは楽しみに劇場に向かったのでした。 ところが、開演間もなく、 間延び的なイントロと肌に合わないBGMと、 劇場の寒い空調で、 とてつもなく眠くなり、 それを後押しするかのように、 子守唄のように聞こえるハングルがきつくって。 それから、先に本を読んでいたことで、 自分の頭の中で出来上がっていたものとは 違いすぎて、がっかり感が高まっていったのもあったかな。 そんなわけでうとうとしながら、 というか、寝たり起きたりしながら見た本作。 正直なところ、もっかい見ないと、 ちゃんとレビューは出来ないけれど、 やっぱり、原作を読んでから見ちゃいけないな、 って思ったのでした。 ラストなんかは、ちょっと違ったみたいだけど、 映画の良し悪しは、あの独特なカラーというか、 描写スタイルを受けいられるか、否かにかかってるような気がします。 私には、下品というか、陳腐というか、 そんなふうに感じられて、あまり受け付けられなかったから、 いわゆる王道的な青年コミックのノリが 好きじゃない女性には、あまり向かないかも。 一緒に行った彼(もちろん、予備知識なし)は、 大変ご満足だったようで、 劇場を出た後、 「俺がオデスになったような気分、 いきなり殴られたらどうしよう」 なんて言ってましたが。 なので、マイナーでも味のある作品と青年コミックが 好きな男性にはおすすめかもしれません。 総評 ★★☆ 映画館で見るなら 800円 DVD買うなら 500円 やっぱオススメはDVDより文庫♪ もし、古本屋で100円で売ってたら、 通勤のお供に絶対買い。 間もなく発売。本のリンクは無かった・・・。 :あらすじ: タランティーノ絶賛! 本年度カンヌ映画祭グランプリ受賞作。 1988年、平凡なサラリーマン、オ・デス(チェ・ミンシク)は 何者かに誘拐、監禁され、 何と15年もの歳月を経て突然解放された。 なぜこのような仕打ちを受けたのか真相を突き止め復讐すべく、 すぐさま彼は行動に移すのだが…。 日本のコミック(土屋ガロン&嶺岸信明)を原作に 『JSA』のパク・チャヌク監督が手がけた韓流サスペンス映画。 暴力シーンはもちろんのこと、 パワフルでインパクトに満ちた描写の連続には 観る側が疲弊するほどだが、 それ以上に、まさに衝撃的という言葉がふさわしい結末には圧倒される。 韓国映画界の充実度を改めて痛感させられる問題作。 (アマゾンのDVD紹介より) *アマゾンのレビューを読む限り、 随分評価が高い映画のようですにぇ。 公式サイト http://www.oldboy-movie.jp/ 予告編は勿論、来日インタビューや、 コミック原作者インタビューも見れます。 にほんブログ村 ポータルブログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.01 22:08:24
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