テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
随分前に友達に勧められてた本作。
私的には、最近随分レンタルしてないから、 旧作でも見たいの沢山あるし、 旧作になるまで待つつもりだったけど、 彼の要望で借りました。 基本的に画面が暗いモノ、グロイ系作品は、 あまり好きじゃないのと、 前半、テンポが随分まったりしてることと、 しつこいほどのカメラワークで、 ちょっとイマイチかなって思ってた。 それでもやっぱり犯人というか、 展開というか、オチが気になるので、 「まー一応見とくか」くらいの気楽なノリで見てた。 なんとなく、 「オールドボーイ」や 「CUBE」や 「セブン」が 彷彿とされるような作りなので、 新鮮味も欠いてたし・・・私の中で。 ところがところが、 中盤以降の畳み掛ける展開はお見事。 もうそこからは目が釘付けで、 最後の最後まで口がぽかんとするような感じで 見入っちゃいました。 最近、派手な宣伝・コピーに乗せられると、 「それほどじゃあないよねぇ」と、 マイナス作用に働く作品が映画に限らず多いけど、 これは本当にコピーの衝撃のラストに恥じない作品と思う。 なんだか疲れる映画だし、 よくよく考えたら辻褄というか、 展開に無理があるようにも思うけど、 食い入るように見れる映画が少ないだけで、 強引とは言え、この完成度は評価できるものだろう。 というわけで評価は高めだけれど、 でも、なぜか映画館で見なくて良かったとも思う作品だったり。 ・・・後味が良くないからかな? あとは、ラストがちょっと。 確かに衝撃なのだけど、 謎残しすぎというか、 ある意味観客を馬鹿にしてるような気すらしました。 そんなわけで悪く言えば 「親切じゃなくて、疲れる映画」 良く言えば 「その不親切さ(=観客に答えを選ばせてくれる)が いつまでも楽しめる映画」 で、どっち側の捉え方をするかによって、 評価が真っ二つに別れる作品じゃないかと思う。 3つ星とかいう半端な評価する人が少なそう。 「CUBE」や「セブン」が好きな人なら、 きっと高評価を下すであろう作品。 粗も多いけどね。 映画館で見るなら:1000円 DVD買うなら:2500円 総評:★★★★☆ 3037円。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.13 03:33:31
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