テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:映画
ケイト・ブランシェット主演の実話モノという
予備知識だけでレンタル。 決して面白そうとは思えなかったが、 彼女の作品は(特にマイナー作は) 面白いと言える秀作じゃなくても、 何がしか考えさせられる、という印象が強いのは、 やはり演技力の賜物だろうか? 本作は、麻薬組織を暴こうと果敢に取り組んだ 実在したジャーナリストの話で、 よく言えばジャーナリストの鏡だが、 悪く言えば無謀な女性のおかげで、 後に法改正、逮捕などの大きな社会的影響をもたらしたという 正義を描いていて、 確かに、結果的には意義のあることをしたのだろうし、 英雄なのだろうとは思う。 けれど、わが子への愛より、家族への愛より 優先させる気持ちや、 彼女の性格上、止めたくても止めれなかった背景があったにしても、 結局は彼女の無謀さを止め切れなかった家族たち、 この2点がどうしても理解不能だった。 命と引き換えに、と言えば聞こえはいいけれど、 独身ならともかく、 旦那も子もいてそりゃないだろ?という感じ。 ケイトの演技は確かに今回も巧いと思わせるものだったが、 いつもほどじゃなかったような。 ・・・それはもしかしたら正義の押し付けが鼻についたのかもしれんが。 映画館で見るなら:500円 DVD買うなら:500円 ケイト熱演度:★★★ 考えさせられる度:★★☆ 総評:★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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