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2005.04.25
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カテゴリ:映画
ケイト・ブランシェット主演の実話モノという
予備知識だけでレンタル。

決して面白そうとは思えなかったが、
彼女の作品は(特にマイナー作は)
面白いと言える秀作じゃなくても、
何がしか考えさせられる、という印象が強いのは、
やはり演技力の賜物だろうか?

本作は、麻薬組織を暴こうと果敢に取り組んだ
実在したジャーナリストの話で、
よく言えばジャーナリストの鏡だが、
悪く言えば無謀な女性のおかげで、
後に法改正、逮捕などの大きな社会的影響をもたらしたという
正義を描いていて、
確かに、結果的には意義のあることをしたのだろうし、
英雄なのだろうとは思う。

けれど、わが子への愛より、家族への愛より
優先させる気持ちや、
彼女の性格上、止めたくても止めれなかった背景があったにしても、
結局は彼女の無謀さを止め切れなかった家族たち、
この2点がどうしても理解不能だった。

命と引き換えに、と言えば聞こえはいいけれど、
独身ならともかく、
旦那も子もいてそりゃないだろ?という感じ。

ケイトの演技は確かに今回も巧いと思わせるものだったが、
いつもほどじゃなかったような。
・・・それはもしかしたら正義の押し付けが鼻についたのかもしれんが。

映画館で見るなら:500円
DVD買うなら:500円
ケイト熱演度:★★★
考えさせられる度:★★☆
総評:★★☆

ヴェロニカ・ゲリン 特別版





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Last updated  2005.04.27 03:09:50
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