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2005.12.15
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カテゴリ:映画
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:あらすじ:

雲ひとつない晴天につつまれたある日、
アメリカ東部のある町に異変は突然起こった。
上空で発生した激しい稲光の一つは地上にまで達し、
その下で巨大な何かが大地を震わせうごき始めた。
そこに居合わせたレイは、
この常識では考えられない現象に直面し、
恐怖に怯える人々と共に状況を見守る。
そして人類が体験したことのない異星人の襲撃が目前で始まった。

1952年に映画化された作品をスピルバーグが、
トム・クルーズ、ダコタ・ファニングらの主演と共にリメイク。

:感想:

ずいぶん前(公開時)に映画館で見た作品。
この手の作品って、
個人的にはそんなに食指を動かされないんで、
一人だったらわざわざ映画館まで足を運ぶこともなかったんだろうけど、
やっぱ、男ってこういう映画好きよねぇ~
ってことで、彼の希望に沿って見たのでした。

原作はSFの金字塔とも言うべく古典中の古典なのだけど、
予備知識はゼロでした。
なので、お決まりのトムのヒーローモノだとばっかり
思い込んでたけど、大違い、
本作でのトムは普通の人、ただのしがないお父さん、
しかもどちらかというと、
ダメおやじという設定で、
これが、個人的には妙に新鮮だった。

上映後まもなく、
「あれ?一般人じゃん?」と気づいてからは、
「こんな逃げるだけの一般人に何ができるの?
 どう戦うの?
 これをどうやって解決させるの?」
と、興味深く見れたのが良かった。

そう、本作はヒーローものではなく、
パニック映画だったのですね。

本当にただただ逃げるだけで、
逃げてもどうにもなんないよねぇ~としか思えない状況の中で、
愛する子を守るべくひたすら、逃げる・隠れる・・・

名子役というより怪子役の演技派ダコタ嬢は、
相変わらずの名演技で、
トムを食うほどだから、
あぁ、この子は一体どんな大人になるんだろうか、
とどうでもいいことを考えながら見てしまったり。

それにしても、
この映画ほんと怖いです。
パニック映画って、
もし自分が~と仮定して本当に恐ろしくなっちゃうのは私だけ?
まぁ、その代わりに現在の平和を幸せなものだと、
再認識させられたりもするのだけれども。

どちらかというとこれからの季節には向かない、
背筋がひんやりする作品。
家族揃って見るのもいいかも。

映画館で見るなら:1500円
・・・こういうCG大作はやっぱ劇場で見るべきよね。
DVD買うなら:500円
・・・でも一回見れば十分かも。

↓以下、その他の宇宙戦争シリーズ↓

原作やオリジナル版を見るのもいいかもしれない。
わたしも、近々オリジナル版を借りてきて見るつもり。

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Last updated  2005.12.15 09:54:23
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