テーマ:DVD映画鑑賞(14216)
カテゴリ:映画
映画化は映画化でもCイーストウッド監督作というのが気になって さっそくレンタル&鑑賞。 (原作本のレビューは昨日の日記デス) やはり、映画→原作はいいけど、 原作→映画はダメですねぇ。 なるほどそこをカットするのかぁ~と感心する部分もあるけど、 それカットしちゃダメでしょ?と思うところが多すぎて。 巨匠のことを一消費者の私がこんなこと言うのもアレですが、 Cイーストウッド監督のイメージは 私の中では「可も無く不可もなくな作品を正統に作る 優等生的作品を生む人」なので、 どんな調理をするのかなぁ~と思いつつ、 そんなに期待はしてなかったけど、 ここまで画で魅せる無言の作品とは思わなかった。 原作がおしゃべりが過ぎるだけに、 テイストで言えば正反対。 だから、原作ではお腹いっぱい気味だったけれど、 物足りなすぎて・・・・・。 本作、決して悪いものじゃあないんですが、 やっぱり「優等生」的なんですよねぇ。 例えば、学は無いが気持ちが良い子の手紙は、 下手かもしれないけど、訴えるものが多々ありますよね? でも、学があって気持ちが(愛が?)ない手紙は、 非常に読みやすいけれど、「それだけ!」じゃないですか? それだけとは言わないけどそんな感じ。 すごくわかりにくい例えですいません;; まぁこれを見たことによって原作の素晴らしさ(アクの強さ?)が 改めてわかったという点では 見てよかったのかな、などと思ったりもしますが。 そんなわけで、映画を見て少しでも感じるものがあった人は、 是非とも原作をお読みくださいませw 普段本を読まない人でも、翻訳書が苦手の人でも、 映画のように淡々としているのではなく、 走り出したら止まらない、という表現が一番適切かな?と 思うくらいのノンストップストーリーなので さくさく読めちゃうと思います。 ↓原作本 ちなみに。 映画じゃ泣けなかったけど、 原作では泣けましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.08 20:59:17
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