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2007.07.08
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カテゴリ:映画

映画化は映画化でもCイーストウッド監督作というのが気になって

さっそくレンタル&鑑賞。

(原作本のレビューは昨日の日記デス)

やはり、映画→原作はいいけど、

原作→映画はダメですねぇ。

なるほどそこをカットするのかぁ~と感心する部分もあるけど、

それカットしちゃダメでしょ?と思うところが多すぎて。

巨匠のことを一消費者の私がこんなこと言うのもアレですが、

Cイーストウッド監督のイメージは

私の中では「可も無く不可もなくな作品を正統に作る

優等生的作品を生む人」なので、

どんな調理をするのかなぁ~と思いつつ、

そんなに期待はしてなかったけど、

ここまで画で魅せる無言の作品とは思わなかった。

原作がおしゃべりが過ぎるだけに、

テイストで言えば正反対。

だから、原作ではお腹いっぱい気味だったけれど、

物足りなすぎて・・・・・。

本作、決して悪いものじゃあないんですが、

やっぱり「優等生」的なんですよねぇ。

例えば、学は無いが気持ちが良い子の手紙は、

下手かもしれないけど、訴えるものが多々ありますよね?

でも、学があって気持ちが(愛が?)ない手紙は、

非常に読みやすいけれど、「それだけ!」じゃないですか?

それだけとは言わないけどそんな感じ。

すごくわかりにくい例えですいません;;

まぁこれを見たことによって原作の素晴らしさ(アクの強さ?)が

改めてわかったという点では

見てよかったのかな、などと思ったりもしますが。

そんなわけで、映画を見て少しでも感じるものがあった人は、

是非とも原作をお読みくださいませw

普段本を読まない人でも、翻訳書が苦手の人でも、

映画のように淡々としているのではなく、

走り出したら止まらない、という表現が一番適切かな?と

思うくらいのノンストップストーリーなので

さくさく読めちゃうと思います。

↓原作本


 

ちなみに。

映画じゃ泣けなかったけど、

原作では泣けましたよ。






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Last updated  2007.07.08 20:59:17
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