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奈良の女児誘拐殺人事件の犯人がまだ捕まらなくて、うんざりする。あれだけエリアがしぼられて証拠が残っているのに不思議だ。(もしかすると、攪乱されているのでは?)あの手の事件の犯人は、早く捕まえないと再犯の危険がある。
ニュースで様々な対策が紹介されているが、なかなか決め手になるものはない。ついに日本も欧米なみに小学生の送り迎えをする時代がやってくるのだろうか。事件にあった女の子はGPS携帯を首からさげていた。これほど子どもの居場所に注意しながらすごしている親は少ないと思う。私はそこまでできなかった。 じつは、11/24日日経新聞の夕刊に私の文章が掲載された。記事には「育児:手をかけすぎていませんか?」というタイトルが編集サイドからつけられていて、苦笑した。うーん、手をかけるべきところが違う、というのが私の主張なのでちょっとちがう。たとえば、欧米の親たちは、送り迎えなどにはもっと時間をかけている。だからトータルの育児時間は日本の方がまだ少ないくらいだ。幼い頃には手をかけても、少し育つとほったらかしの傾向があるのが(私も含めて)日本の親である。テレビや新聞などのメディアでも、誰も「送り迎えするしかない」とはいわない。たしかに難しいと思う。放課後は長時間にわたって一人で過ごしている子たちが、これだけいるのだから。ちなみに、欧米だと12才未満の子を一人にしてはいけない、という国が多いらしい。 これまでは安全だったのか、安全だということにしておいたのかはよくわからない。もう、学校と家の場所によっては送り迎えするしかない、と私は思う。悲しいけれど、そういう時代だ。母親だけがやるわけにはいかない。映画「クレーマークレーマー」のように、父親も送り迎えするのだ。長かった保育園時代の9年間に、小学校の6年間がつづいたら、私は仕事できただろうか。ますます子育てが辛くなる!「第三次ベビーブーム」は遠い夢物語にしか聞こえない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/12/03 10:42:37 PM
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