046648 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

品田知美の空中庭園

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

Ayami0719

Ayami0719

Freepage List

Archives

2024/10
2024/09
2024/08
2024/07
2024/06
2006/03/09
XML
カテゴリ:家族
来週から金髪の女の子が家族にくわわります。北欧のノルウェーからはるばる到着する彼女と会えるのがとても楽しみ。私はこの国のことをあまりにも知らないので、この分野で東京一の品揃えを誇る書店に出かけて歴史や文化についての本を仕入れて学ぼうと思いきや、ほとんど数冊しか関連書籍がない、という事実に呆然(>_<)。(まあ、予想してはいたけど。)
 ヨーロッパには様々な言葉と文化的背景を持った国々がひしめきあっています。私は縁あってフランス人やポーランド人の友人と出会い、子どもの1人はオランダに滞在し、今度はノルウェーから子どもが来ます。パートナーの友人でもあるドイツ人やイタリア人もわが家に来ましたし、近々スコットランド人とアイルランド人の家族も訪れる予定です。もちろん、中国人や韓国人の友人・知人もいます。振り返るといつのまにかいろんな国の人とつきあっていました。大学だけではなく、保育園や職場などいろんな身近な場所で出会いがあったんですよね。
 いろんな国の人とつきあうなかで気づかされたのが、英語とはたった1つの言葉でしかないというあたりまえの事実。みな母国語があって最小限わかりあうために使っているのが英語なのです。英語が使えなくては困る、という実態は確かにあるけれど、結局その多様な言語とともに文化が存在しているわけで、妙に「英語」にこだわりすぎる昨今の教育議論もなんだかなあ、と思ったりする。まあ、もうすこし要領よく外国語を身につけられるような勉強をさせてほしかった、とは思いますね。この点だけは従来型の日本の教育制度では、どうしようもなく身につけにくいから。
 仕入れてきた数少ないノルウェー関連書籍を読むと、あらためて450万人しかいない国の底力に驚きます。あの「持続可能」という概念を打ち出したブルントラント首相を輩出し、GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)とHDI(人間開発指数)が常に上位(ほぼ1位!)。資源にもめぐまれて、豊かな国。子ども時代に愛読していた「スプーンおばさん」の作者がノルウェー人だとは。。。(さすがにイプセンは知っていたんだけど。)
 いま、ヨーロッパでは日本に行きたいという若い人が急増してるのに、受け入れ先がなくて断っているそうです。狭いところで少々気が引けるのですが、貴重な機会なので、受け入れることにいたしました。幸い彼女は、サッカー好き。パッチワーク好きでなくて助かります。どたばたすることもあるでしょうが、新しい出会いを存分に楽しみたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/03/10 12:10:39 AM
[家族] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X