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きょうはかなり情けない話です。国民健康保険料の納入通知書が来て、あまりの金額の大きさに衝撃をうけて立ち直れません。今年から国税から地方税への税源が移譲されるのは知っていたけれど、総額は変わらないと宣伝されてました。ですが、増えた地方税と連動する国民健康保険料がそのまま算出されるなんて、、、。うかつでした。正規雇用者のみなさんにはあんまり実感がないと思いますが、私はずっと自由業で、とぼしい収入で確定申告暮らしをしてきたので、この種の話題はかなり身につまされます。今年は激変緩和措置、というのがとられているようですが、どうにも実感できません。どうやら私のように低所得の人にはこの改革は、恐ろしいものだということが身をもってわかりました。これから健康保険/介護保険に入らなくなる(入れなくなる)人が続出するのではないでしょうか。私も真剣に悩んでしまいます。
そもそも、国民年金の金額には所得による差がありません。無収入だって払わないといけない、が原則ですからね。この金額ももちろん大変重いけれど必死に払っている。それでああいう状態だとぐったりくる。子どもがいて出費が多い、仕事に出る時間がない、こういう理由とは関係なく支払う年金額が一律とは、平等ではありましょうが、どうも公平と思えない。そのうえ、住民税までも今年から所得金額による税率の差がなくなり、どれだけ所得があろうと10%。もともと、所得税は収入が少ないとあまり払わなくてもよかったところ、住民税はたとえ所得が年間100万でも、5%は払わなきゃいけなくて厳しかったけれど、今度から一律10%!ううう。本当に情け容赦がない。ローンも払い終わって悠々自適ながら収入が少ない人たち(主に高齢者)からも税金を払ってもらおう、という意図はわかりますけれど、私たち若いもんはどうすればいいんでしょうか。これが高齢化率20%の現実だとすると、数十年後に40%になったときどうなるのか、考えるだけで頭がくらくらしてきます。 私は裕福ではないけれど貧しいとはいえない。なのにこんなに日々のお金に悩まされて生きている。もっと悩んでいる人がいかに多いか、と考えるととても贅沢はいえない。でも、東京にいると、金ぴかの暮らしをしている人たちがたくさん目に入って神経は常に逆なでされる。どろどろとした怨嗟が社会の底にたまりつづけているのを感じている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/06/19 08:03:40 PM
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