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カテゴリ:その他の国<外国>の歴史
最近感銘を受けた言葉に伊達政宗の家訓がある。
家訓と書いて”かくん””かきん”と読むのだそうだ。 『仁に過ぐれば弱くなる。(人を思いやり過ぎれば自分が弱くなる。) 義に過ぐれば固くなる。(なすべき正しい道を貫き通せば頑固すぎる。) 礼に過ぐれば諂(へつらい)となる。(礼儀を重んじすぎれば、諂っているように見られる。) 智に過ぐれば嘘をつく。(知恵がありすぎれば嘘をつくようになる。) 信に過ぐれば損をする。(相手を信じすぎると損をする。) 気長く心穏やかにして、万に倹約を用いて金銭を備ふべし。 倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり。 この世に客に来たと思えば何の苦も無し。 朝夕の食事うまからずともほめて食うべし。 元来客の身なれば好嫌は申されまじ。 今日の行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶して、 しやばの御暇申すがよし。』 夏目漱石の『草枕』にも、似たようなのがあったような気がする。 時代が変わっても、上手く生きようと悩みを持つことは変わらないのだなあ・・と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月06日 20時56分03秒
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