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テーマ:大河ドラマ「義経」(12)
カテゴリ:面白かった TV
源氏と平家の単純な2つの勢力で語られることが多い源平の時代だが、源氏どうしでの争いもあり、そう簡単な話ではなさそうだ。このドラマでは、ところどころでそれらをとりあげている。
今回は、頼朝と木曾義仲の争い。さらに行家、信太義弘との戦いも出ていた。頼朝が、なかなかすぐに京へ平氏打倒の挙兵ができなかったのは、陸奥の藤原氏の存在のみならず、甲斐源氏、下野の足利氏、常陸の信太氏の存在もあった。 信太義弘は、常陸の国、霞が浦の西側の信太郡に居を構えていて、頼朝のおじさんにあたる。今回、信太は、”しだ”と読むことを始めて知ったが、出羽の国に志田さん、信田さんが多いのは、この信太郡と関係があるのだろうか? 平将門、北条氏などが有名なように、東国にも平氏はいた。古来から、中央・公家政治に対する不信感の強い地域がらだったともいわれている。東国は 最初から頼朝をよりどころとして強くまとまっていたわけではなかったことがみてとれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年06月19日 18時18分53秒
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