ガステーブルとお風呂のこと
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お風呂のエンジニア
ガスメーカーの技術者がガス機器や生活用品のこと教えます。
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三洋電機の給湯システムで自動を勝手におこなったり、逆流防止弁が劣化する恐れがあるとの発表がありました。 一部のメディアでガス給湯システムの不具合とガスだからみたいな記事が記載されており、 もう正月の準備でブログどころではなかったのですが、緊急で書きます。 ガス給湯システムとは? 集合住宅などでは、個々の家に給湯器が付いていますが、ガス給湯システムで各家庭のお湯をまかなう物件もあります。 これらは、物件で大きな熱源器でまとめてお湯をつくり循環させます。 循環しているお湯を、各家庭に取り付いている熱源交換ユニットで給湯、追いだき、暖房などに利用します。 つまり、お湯の分配装置みたいなものです。 今回は、この熱源交換ユニットの故障でありガス器具とは違います。 三洋電機だし・・・ 勝手にお湯をお風呂にいれてしまうのはどうやら、基板の故障のようです。 たぶん、注湯弁の信号故障、もしくは切替弁の信号故障でしょう。 逆流防止装置とは?? 水道法では、溜め水(お風呂のお湯、トイレのタンク、循環水、貯湯タンク)はすべて汚水とみなされます。 汚水は縁切り装置を使用しないと水道水に直結できません。 縁切り装置とは、一回水道水と直接接触しないように空間を持たせたり(トイレのボールタップなど)するもの 逆止弁(流れが一方通行の弁)+負圧逆流防止装置(負圧になると汚水がオーバーフローへ流れ込む) タンクレスのトイレや給湯器(電気・ガス)はこちらが主流です。 例えば、マンションの5階にお風呂にお湯がたまってるとします。 普段は、給水圧が高いため、お風呂の水頭圧が負けることはありません。 逆流防止装置がなければ、断水した場合、水頭圧により機器を通って水道配管にお風呂のお湯が流れ込む恐れがあります。 つまり、1階の方の水道に5階の方のお風呂の水が流れ込んでしまう恐れがあります。 このような、事態を防ぐための装置です。 市販の給湯器は必ず、日本水道協会の審査を受け逆流しない製品を市販しています。 今回の場合、6年で劣化するとのこと、設計の問題ですね(他人事ではないが・・・) 冬もポカポカ暖房器具特集 ガス器具ネットシティガス
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