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テーマ:恐竜キング(189)
カテゴリ:恐竜キング
このところ、動物園でのエサやりにかまけていましたが、決して忘れたわけではありませんでした。 つらつらとあるべきたつきについて、考えを巡らせたりはしていたんです。 そう、オレンジくんですね。 パトロールはしていましたが、ちょっと疎遠になっていたかも知れません(反省)。 ということで、久しぶりにオレンジネタでいってみましょう。 新大会は、皆さんご関心の高いところでしょうか。 恐竜王決定戦・超恐竜王決定戦 いい響きですね~。 「真の王者」を決める大会、というとおりのイメージです。 が、DキッズGPのような、全国規模のものではどうやらないようですね。 先日全国大会を行ったばかりですから、同様の大会を続けて実施するのは難しいでしょう。 この大会そのもの(例えば、運営のあり方など)について、あれこれいうことはちょっと置いておきたいと思います(後で触れましょうか)。 ここでは、もう少し視点を引いて(視野を広げて)、この状況をわたしなりに考えてみました(今回はマジメモードでいきます)。 ●オレンジ活性化の意味 これまで「オレンジ活性化」と銘打って、さまざまな記事を書かせていただきました。 そのコンセプトは、口幅ったいのですが「裾野を広げる=ユーザー層の拡大」ということだったわけです。 そして、そのユーザー層の拡大によるオレンジの活性化、デスね。 広くユーザーを増やす(裾野を広げる) ↓ それによオレンジくんが盛り上がる=活性化する ↓ 活性化することで、より長く楽しむことが可能になる と考えました。 厳しい経済情勢を背景に、アミューズメント業界を取り巻く環境も厳しさを増しています。 そのような中、収益の上がらない事業は徐々に淘汰されていってしまうのは必然でしょう。 オレンジくんが大好きなわたしとしては、淘汰されるものにオレンジくんが入ってほしくないとの思いから、いろいろと書いてきました。 そして多くの方のご協力の下に「プレ企画」も実施させていただきました。 この趣旨もまた「ユーザー層の拡大」でした。 そして、当該記事の冒頭にも書きましたが、 「めざせ恐竜王!」 でもあったわけです。 恐竜キングで遊んではいたけど大会に出たことはない、あるいはこれから恐竜キングで遊んだり大会に出ることを目指してみたい、という方々に向けての企画でした。 こうした企画を実施してきたのはなぜか。 それは、今考えるべきことは、如何にしてユーザーの裾野を広げるか、ということだと思っていたからに他なりません。 ですが、どうやらメーカーさんの考えはわたしの考えることとは違っていたようです。 はっきり言うと、ことこの新大会に関していえば、めざす方向は「真逆」でしたね( ̄▽ ̄;)!!ガーン 間口を広げようと、皆さんにご協力いただいて実施したプレ企画。 盛り上がれと思いあれこれ書いてきた<オレンジ活性化>のよしなしごと。 いったい何だったのか。 そこはかとなく虚しさも漂ってきます。 「勝手にやってたことだろう」 といわれてしまえばそれまでなんですが、ここでやっていることが何某か寄与できることもあるのではというささやかな思いの元にいたんですね~。 まあ、それはやはり勝手な思いであった、ということのようですが(ここで結論を出すのは早計でしょうか)。 ちょっと止まらなくなってきました。 だいたい! そもそも、メーカーさんは「ライトユーザー」を増やしたいと思ってたんじゃないんでしょうか。 この大会規程では、門戸を閉ざす方向に進んでいるとしか思えません(モンロー主義かい)。 ぶっちゃけ、たまご大会だってヘビーな方々向けじゃないですか。 この上さらにヘビーユーザー向けの大会を開催するわけです。 マックのおまけやシクレ7頭封入は、ユーザー層の拡大に向けての仕掛けという理解でしたが、ことこの期に及んで、そんなつもりじゃなかったんだよ~、ってことデスかね~。 イカンイカン。 冷静に行きましょう。 ●決定戦の意義 今回の新大会=決定戦。 いいと思いますよ~。 ブロンズ、シルバー、ゴールドのDキッズカードは、 格好いいし(ただ、DキッズGPのことを考えると、評価の分かれるところかも知れません)。 今回の大会は、メーカーさんは優勝(準優勝)のカードを用意することと、大会開催のレギュレーションを決めることに関与するだけですね。 恐竜王決定戦に至っては、そのレギュレーションすら店舗任せ。 通常の大会との違いは、優勝カードと大会名ってことなのか…。 それがこの大会の印象がすっきりしない(と個人的に感じている)原因ではないかと思ってます。 何となく中途半端な感じは否めませんね。 このように書いてはいますが、決定戦を否定しようというのではありません。 わが家はどちらかというと(参加数は少ないデスが)ヘビーユーザーの部類にはいると思いますので、この大会は、子どもたちは喜ぶと思います。 このように、参加者を絞る大会の開催というのもありだとは思います。 しかし、どうせなら参加者を拡大するための大会も(できれば並行して、無理なら後ででも)開催してほしいですね(ほしかったですね)。 なぜにヘビーな方々向けのものを用意して、ライトユーザー向けの仕掛けを用意していないのか、ちょっと訝しんじゃいます。 あるいは、発表していないだけで用意されているのでしょうか(だとしたらスミマセン)。 4月下旬からの2か月間がこの大会の開催期間になっています。 その後にライトユーザー向けの大会を用意しているというのはちょっと考えづらいのですが…。 夏に開かれる恐竜博。 メッセを使った結構な規模のものです。 時期的には決定戦終了後ですが、以前そんな企画もありました。 今回もそこで何かやる予定でもあるのでしょうか(って、これまたちょっと考えづらいですが)。 ただ、いつも楽しませてもらっている側からすれば、ある種の縛りのなさに物足りなさを感じてしまうという部分もある感じです。 DキッズGPのような、ガチガチのメーカー主導の大会に比べ、今回の決定戦は、開催店舗の関与する割合が大きくなっています。 運営の方法はそれでないと収拾がつかなくなってしまうのでしょうね、きっと。 かなりの負担になるでしょうから。 超恐竜王決定戦の参加資格がカードの所持で、開催は店舗で1回まで。 開催店舗はいったいいくつくらいになるんでしょう? それに勝てば、最強の証を手に入れることになるんですね? そうだとして、その先は、一体何が待っているのでしょうか? そして……… やはりその先にある「ビジョン」が見えません。 これだと一過性のものになってしまいます。 それでいいという判断もあるでしょうが、できればその先にあるもの、というのを見たいですね。 それと……… もしかしたらまだいるかもしれない、「これから恐竜王をめざそう」という子は、チャンスを与えられるのでしょうか? それとも、通常の公式大会、 「なかなか勝てないから出るのを迷っている…」 「それほど気合いは入ってないけど、大会出てみようかな…」 といったライトな方々を取り込むということをどのように考えているのか。 繰り返しになりますが、 ・マックのおまけSP竜 ・今回のシクレ大量投入 これらの仕掛けは、てっきり新規ユーザー獲得のためのものだてばかり思っていました。 ですが、どうやらその予想はハズレだったようです。 決定戦は、ヘビーユーザーのためのもの。 新規お断りですからね~。 めざしている方向は? はたまた、 めざすべき方向は? それがあるとして、ならばちゃんと伝わるようにしてほしいものです。 もしないのなら、その先は自明のような気がします(T_T) おそらく、 恐竜王カードを持っている子=大会によく出ている子≠オレンジくんで普段遊ぶ子 オレンジくんで普段遊ぶ子≒大会には出ない子≒大会を知らない子 というユーザーの構図なんだと思います。 そのような中で、どうしたらライトユーザーを引きつけることができるのかを考えるというのが筋なんじゃないかな。 いたずらに序列化してはいけないと以前も書きましたが、或る程度のクラス分けをすることでの対応といったことは検討してもいいのではないかと考えます。 つまり、これから<恐竜王をめざす子>、<すでに恐竜王の子>、<超恐竜王の子>、といった具合です。 オレンジくんは団体戦もできるようになってるわけですし、そうした既存のシステムを使った仕掛けを考えるというのも一つの方法ですね。 上手な子とビギナーの子をうまく組み合わせて、参加間もない子たちにも勝つ喜びを感じてもらえるような、あるいは恐竜王カードをゲットするチャンスを広げるような、そんな仕掛けです。 ●この先の意図 誤解のないように。 今回の決定戦をあたまから否定するつもりはまったくありません。 いいと思います。 普段の大会とはまた違った雰囲気になるでしょうし。 ただ、わたしが考えていたこととメーカーさんのそれとの間にある乖離を埋め合わせる言葉をわたし自身は持っていないだけなんだと思います。 そろそろ潮時なのかもしれません。 せっかくなら……… 多少遅きに失した感はありますが(というかだいぶ?)、もう少し時間をかけて、恐竜王の在り方(位置付け)、超恐竜王の重み、みたいなものをしっかりと確立してほしかったところです。 その上で、大会の位置付けやユーザーへの目標提示をする、っていうのは難しいのかな。 このままだと、決定戦。 やったはいいけど、それで 「はい、おしまいで~す」 って言われそうな気がします。 それは勘ぐりすぎでしょうか。 もっといろいろな仕掛けで恐竜キングのおもしろさを伝える努力をしてほしかったと、否、してほしいと思います(まだ間に合うかな?)。 かつてムシでやってきたような……。 コッシー隊長はジョニーやネブ博士ほどは浸透していない気がするし、同じような役割を期待するべきではないですね。 でも、やはり伝道師のような存在が、裾野を広げるのに一定の役割を果たすように思います。 人件費の問題はあるでしょうけど。 無理に誘い込むことはないのかもしれません(余計なお世話といわれそうです)。 でも、このままだとじり貧です。 今大会に参加しているのは、比較的長くこのゲームをしている人たちだと思います。 それこそ、アニメ放送中は新規に参加する子たちもいましたが、今やそのような子はとんと見かけなくなりました。 それをよしとしているということなのでしょうか。 としたら、尚のことここでとやかくいうのはやめておいた方がよさそうです。 あとは……… 続く限り楽しませてもらう、というだけでしょうか。 「悲しいけど、これ現実なのよね~」(by Sleggar Law) では~~(mToT)/~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 16, 2009 10:55:58 PM
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