スーパーでも八百屋さんでも手に入らない
幻の梨・
「浜なし」をご存知ですか?
去年初めていただいて、あまりの甘さにびっくり。
「お店で売っていない」と聞き、その名は胸に刻み込まれました。
そして、母から電話があり、「珍しい
梨をいただいたのよ。
浜なしっていうの。すぐ痛むから持っていくわね。」(母は都内在住)
というわけで、昨日、我が家に
梨が到着。
これが噂の
浜なし です!
浜梨 直径約10cmの大玉です
電話を切ってすぐ、私が「
梨か~。(日本の)
梨は美味しいけれどジャムにもしないし、ケーキにも使わないのよね~。」とぶつぶつ言っていると、隣で夫が
「…!こんなに何年も一緒にいるのに、僕の一番好きな果物が
梨だって覚えてないの~@@~」と目をくるくる。
あ、そうでしたそうでした。
短時間冷やして、そのまま切っていただきます。
大きい、大きい。6つ割りにしてちょうどよい大きさ。
そして一口食べると…
あま~い!!! そして、なんてジューシーなのでしょう
本当に「水もしたたる」というのはこういう状態。
びっくりするほど美味しくて、一気にいただいてしまいました
浜なしは昭和20年代から横浜で栽培が始まり、昭和56年から始まった
横浜市観光農業振興事業により、市内全体に広がりました。
浜なしの特徴は、
・ 樹上で充分に完熟させてから収穫する
・ その日の朝に収穫したものをその日のうちに直売
・ 大玉で糖度が高い
お店で売らず、ほぼ全てを産地直売しているからこその品質の高さ、美味しさ。
ああ、旬の果物・樹上で完熟させたものって、素直に美味しい~
横浜にこんなに美味しい幻の名物があったとは!
ん?
横浜?
そうです。実は、母からの電話の後、たまたまいつもブログを拝見している
At.イオさんのページを読んでいましたら、そちらに
浜なしの記事が。
よく読みますと、どうやらこの直売所、私の家から近いかも~!
せっかく持ってきてくれた母には言えません。
ありがた~く、美味しくいただきました☆
「
浜なし」豆知識
「浜なし」は、“梨の品種名”ではなく、横浜市の果樹生産者の
統一ブランド名。
この写真は“豊水”です。
(浜なしには、他に“幸水”“新水”などがあります。)
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