突然の事なのでご存知ない方も多いと思いますが、創刊以来30年の歴史を誇るインテリア雑誌『
美しい部屋 』(
主婦と生活社)が2007年9月7日発売の73号(通算173冊目)をもって
休刊となりました。
人々の心に様々な思い出を残し、輝かしい一時代を築いた雑誌が、その役目を終え、時代と共に消えていくのは仕方がないことなのかもしれませんが、終わりは突然で静かすぎて、ただ淋しさが残るばかりです。
理由は色々でしょうが、30周年を区切りとして思い切って幕を下ろした潔さは、時代にあわせ、売れる本を作るために名のみ残し原型を留めない程に中身を変貌させてしまうことを嫌った、インテリア誌のトップとしての本誌のプライドと思えなくもありません。
「新婚時代の新しい部屋づくりの時に」、「使いやすいキッチン」、「収納のコツ」、「自力でリフォーム、D.I.Y.」、「ベランダガーデニング」…。
スッキリとした部屋を作るため、ふんだんに掲載された実例を見て、「あ!これ、参考になるなる~☆」とメモしたり切り抜いたりしたこと、ありませんでした?
緑色や紫色の冷蔵庫が流行した時代、モノトーンの家具が流行り白黒だけの部屋ばかりになった時代、カントリーが大流行し、どこのお宅にもトールペイントのチューリップやクマが置かれていたり…
そして今。
変わりゆく自分。忙しく変化を続ける多様化した世の中。
去りゆく時代を惜しみつつ、さよならを言わなければなりません。
切ない別れです。
私事ですが、実はこの雑誌と、10年以上にわたって深くかかわってきました。
その中には、今の私がお菓子の世界に入るきっかけとなった大切な出会いもあり…。
振り返ればきりがありませんが、先日編集部にご挨拶に伺い、私の中でも一つの時代の終わりを実感しました。
…こうなればもう、「食」の世界で突っ走るしかないですね。
ブログを読んで下さっている方に「パリの旅の続きを書いて~」とよく言われます。
立ち止まっている時間はありません ☆☆☆
美しい部屋(no.73)
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