前回の「
ビスキュイ生地の研究」に続き、
パティス ガストロノミー協会(
Patis)の
インストラクター養成講座の2回目に出席しました。
またしてもインパクトのあるお写真を。
今回は
バターケーキの生地 7種類を作り、食べ比べをしました
基本となる材料は同じ配合で、作り方を少しずつ変えての実験です。
ふわっと軽い食感、しっかり食べ応えのあるもの、
卵の味が濃いもの、味は薄いけれど食感がカリッ&モッチリと面白いもの。
また、できてすぐには美味しくいただけるけれど翌日の劣化が激しいもの…など、実に様々。
日本人が好むと言われている「ふんわりとした軽い」ものは、他と食べ比べてみて味わいとしてはどうなのか。
自分が最も好むのは、この中のどれなのか?
逆に言うと「
自分はどういうお菓子を作りたいか」「どんな食感、どんな高さでどんな味のケイクを目指すか」によって、使う道具、作り方を変える必要があるわけですね。
今までは漠然と、「習った作り方のまま同じように作り、味をみて気に入ったものを自分のレシピの一つにする」という “
経験的” なやり方で学んできましたが、こうして一斉に作り比べてみると、作り方によってできあがりがかなり違うことが
理論的にわかってきます。
レシピが同じでも、ちょっとした混ぜ方、使う道具によっても、はっきり違いが現れる所がまた面白い。
今回は
パウンド型を中心に作りました。
この高さまで上げるためには何が必要か、
バターはどういう状態で加えるのがベストか、どの順番で混ぜれば分離が避けられ、きちんと
乳化ができるか…。
などなど、学ぶことが多い~!
最後の一つはアレンジ版として、
Eger(イーガー)の
エキストラバージンオリーブオイルスプレッドを使用。
トランス脂肪酸と
コレステロールゼロが特徴
実は私は、以前↑この新素材の
スプレッドをそのまま試食した時に、さほど美味しいものと思わず自分では苦手な素材かも、という印象が残ったのですが、今回その使い方を習い、開眼!
相性のよい素材と組み合わせると、実に個性的な美味しさに変貌しました。
目からウロコ!でした~。
機能的なキッチンラボ部分とは対照的に、お教室の座席は個人の邸宅風の優雅なインテリア
嬉しかったのは、
前回の私のブログ を読んでこの講座に興味を持った友人が、
Patisに入会し、同じ講座を受けるようになったことです。
前の記事にはコメントの反響も大きく、「こういう講習が受けてみたい!」と遠方の方からも多くの声が寄せられました。
自分が、素晴らしいと思ってご紹介した事に共感して下さる方がいるのは嬉しいことです♪
ブログでは、その雰囲気をできるだけ正確にお伝えできるように、がんばりますね~。
お教室を出るとこの日は暖かく、ミモザが満開でした
Patisのお教室スケジュールは
こちら
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