「
シュー生地の研究」に続き、
パティス ガストロノミー協会(
Patis)の
インストラクター養成講座では、「
タルト生地の研究」を。
今回は 3種類の基本となる
タルト生地とそのバリエーション計8種を作ります。
タルト生地の比較
砂糖を変えてみると、味、香り、食感、色はどう変わるか?
粉を変えるとどうなるか、
油脂を変えるとどうなるか?
いつもながら、なかなか自分一人ではこれだけのものを作り比べられません。並べて味わってみるとその違いがわかり、面白い結果となりました。
Patisで学ぶ生地は、引き算のレシピ。余計なものは極力いれずに、シンプルな生地同士で比較。
手粉はできるだけ使わず、手早くのして焼いていきます。
そして、この生地は↑このままクッキーのような感覚でいただいても美味しいのですが、タルト型に敷きこんで中にクリームを入れると、その相性により、また味わいが大きく変化します。
まずは、主役となるタルト生地を空焼き。
さまざまなタイプの生地を作り、それぞれの生地とあう中身はどれか考えて組み合わせます。
今回は数種類の
クレーダマンドを作り、焼いていきます。
パキッバリバリッと歯ごたえがあり数日たっても硬めの生地にはどのクリームがあうのか、サクサクサクッとした軽い生地には何をあわせたらよいのか、組み合わせ方法は色々。
自分の好みの味はどれかを探り、自分の作りたいお菓子の方向性を見つけ、オリジナルのレシピが作れるようになっていくための研究は、まだまだ続きます。
タルト生地を焼く時に、持っていると非常に便利な道具に、グラスファイバー製のベーキングシート
シルパンがあります。
タルト生地を焼く時には、熱の通りがよく余分な油脂が抜けるため、ピケ不要といわれる便利道具です。
焼きあがった
タルト生地を裏返してみると、驚くほどピシッと生地がまっすぐに焼きあがっているので、このシルパンを使ったかどうか、見ればすぐにわかります。
とてもきれいなメッシュの模様になっていますよ。
お店でタルトを買われた時に、食べる途中で、タルト生地の裏側を見て確かめてくださいね~。
最近の道具の進化には目覚しいものがありますね♪
シルパン ↑シルパンを使って焼いたタルトの裏側
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彼女の許可を得て、写真を使わせていただいています。
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