テーマ:●食べた物の画像♪(86568)
カテゴリ:★東京グルメ
前菜6品盛り合わせと大根パイをいただき、期待がふくらんだ所でいよいよ上海蟹が登場。小さい声で“おおーっ!”というどよめきがあがるような一瞬です。
3.上海蟹姿蒸し 蟹って蒸すと赤くなるのねと素朴な感想を持ってしまいました。 そういえばそうでした。 (前ページの調理前の蟹の色と比較して下さいね) 丁寧にばらしたものが登場します。 さてさて、お味は~。 蟹味噌と思える物を食べてみたのですが、想像していたほど濃厚でもなく、ねっとりとしているわけでもなく、豊かな味わいと感じられません。これでいいのか?とハテナが。 なんとなく他の人たちの蟹に比べ見た目が違うので、お店の方に、他の人のものと見かけが違うのですが、とお聞きしてみました。 すると、これでいいのですよ、というようなお返事が。 そこで私は、大切なことに気づいてしまったのです。 …!私ったら、「これぞ最高に美味しい上海蟹味噌」のスタンダードを知らないんだわ~、と。 もしかしてこれが“最高級の美味しさの上海蟹味噌”だとしたら、私、上海蟹のことをそれほど好きではないのかも!と。。。 長い年月生きてきて、何故今までそれに気づかない、私。ああ。 何の疑いもなく、上海蟹を食べたら、絶対に衝撃の美味しさに出会えると信じていた私って…。 おかしい。そう頻繁ではないにせよ、以前他の種類の蟹味噌を食べた時には美味しいって感じたはずなのに。 上海蟹と、他の蟹って、別物~ 上海蟹の脚 蟹が小さいだけに身の部分に驚くほどの美味しさがあるわけではなく、上海蟹といえば蟹味噌が勝負、と、聞いたことがあるような…。 美しくばらして下さったので、食べやすい。もくもくといただきます。 4.本日の野菜料理 黄ニラと押し豆腐 野菜料理4品の中から2品選び、友人とわけていただきました。 木綿と絹ごしを使った硬めの豆腐かんを、黄ニラと塩味で炒めたもの。 これは鶏肉のような食感で、上品な薄味が非常に美味しかった記憶が。 4.本日の野菜料理 トマトと卵炒め これも実に印象的な美味しさ。今でもしっかり覚えています。 非常にスモーキーな香りづけがしてあり、シンプルな材料なのにどうしてこんなにいいお味?と驚くほど。 お店の方にとても美味しいと伝えると、作り方を説明していただけました。 ポイントはいくつかありましたが、一つには強火でかなり煙が出るまで炒めること。鍋に蓋をするのではなく、煙が蓋となりこの香りがつくのだとか。 卵とトマトの自然な甘みが感じられ、とても美味しかった 5.上海蟹味噌坦々麺 汁なし坦々麺にちょっとびっくり。炸醤麺(ジャージャー麺)のイメージ。 蟹味噌に豆板醤がしっかりと効き、がっつりと「美味しいだろう~。ほらほら~」と迫ってくるわかりやすい美味しさ。 私が考えていた上海蟹味噌に近いのはこれかも。 上海蟹味噌坦々麺をはじめ、ほとんどが分量はこのくらい。上品です。 6.温かいデザート 芝麻湯圓(黒胡麻ペースト入り団子のスープ) なんとなく揚げ胡麻団子がでてくるものと思っていましたので、いい意味で裏切られました。 香り付けに金木犀が使われ、塩味が。 ふんわりとふくよかな味わいのお団子が美味しい♪ 7.冷たいデザート (三種から選択) トマトとバジルのソルベ 白い方がバジル。グレープフルーツかライムがベースになっているような爽やかさ。 バジルの色も形も見えませんが、ちゃんとバジルの香りがしました。 7.冷たいデザート マンゴースープ ↑ 一口いただきました。とろみがあり、濃いけれどサッパリしたお味。 角切りいちご(夏はマンゴー)が添えられています。 もう一つの選択肢は、黒トリュフのアイス(+1,000円) 蜂蜜のヴァニラアイスに刻んだ黒トリュフ入り。 欲をいえば、デザートまで同じリモージュのお皿だったのにちょっとがっかり。 リモージュは好きですが、ここからがデザート、というワクワク感が薄れてしまったような気が。これはフレンチの感覚かもしれませんが…。 さて、みなさま。いよいよ楽しい時間はお開きに。 お会計の時間がやってまいりました。たっぷり3時間。お食事とお茶を楽しみ、このランチ、おいくらだったと思います? ここでちょっとこれまでのいきさつを。 実は、最初に上海蟹ランチに行きましょうとお話があった時、大体の予算は4,000円弱と聞き、私も行く前に(メゾン・ド・ウメモト上海の公式HPはありませんが)ネットで検索したところ、某社HP(2008年6月現在でも存在します)に、このお店のランチの予算(3,800円+サービス料10%)が出ていました。 そのくらいの金額+α でも5,000円程度かな、ちょっと贅沢だけれど、珍しい物を食べるのだし、まあいいか、と思って出かけました。 お店に着き、出されたメニューには、\7,350(2名様より)、\10,500(2名様より)の2つのコースが書かれていましたが、私の頭の中には先ほどの予算が刷り込まれていましたので、二名で7,350円+税・サービスかな?と勝手に読み替えていたんですよ~。 最初の予算を頭にいれて食べているうちは、このお値段でこんなに素晴らしいお料理をいただけてものすごく幸せ、と思っていたところ、最後にガツン。 結局一人あたり、一万円札を出してわずかなつり銭がきただけでした。 自分の勘違いを棚に上げて、その時の私の心の中は… このくらいの金額をランチに払えば、美味しくてあたりまえじゃん、 この金額なら、もっと行きたいお店はあったのに~~~~ (いけませんね、動揺して言葉遣いが乱れています) 重厚なゴージャスフレンチの方がよかったー、敷居の高いあのお店にもこのお店にも行かれたし、それよりお気に入りのミラヴィルのランチに3回弱は行かれる金額! ああ、ばかばかばかっ! … 一万円札、持っていてよかった … 普段、スーパーの買い物までカードを使ってしまう私は、(とてもマダムと呼んでいただけない有様ですが)たまにお財布に一万円札が一枚も入っていないことが。 危うく大恥をかく所でした。あぶない、あぶない。 それより何より、夫には言えないわ~! (夫は私のブログを読まないので大丈夫) 一介の主婦が記念日でも何でもなく、ランチに使う金額としては、ちょっと…。 そのことで、せっかくの楽しい気分が吹き飛んでしまったのが、かえすがえすも残念で。 最初から高いと覚悟し、わかっていて、でも美味しいものを食べたいから行く、と思って行けば、全く違った感想になったと思うのですけれどね~。 やっぱりここはスポンサーと一緒にでかけ、笑顔で「ごちそうさまうふっ」と言える美女か、接待か、グルマンか、富裕層でなければ足を踏み入れてはいけない聖域だったのでは。 (OL時代と違い、メタボな小太り主婦にごちそうしてくれる人なんていないので、全て自腹。ううう…) というわけで、「これだけの品を食べたら1万円くらいするのはあたりまえ!」「上海蟹を食べたらお高いのを知らないの?愚か者め!」とののしる声が聞こえてきそうな気もしますが、ここまで贅沢な食材を使ってお高いランチではなく、品数が少なくて蟹味噌の量もちょっぴりでよいので、もう少しリーズナブルな上海蟹ランチをいただけたらよかったな~、と思ってしまいました。 昨年11月にこのお店に行き、ブログにアップしそびれていたのは、そんな理由からです。 おもいきり季節はずれの話題になってしまってごめんなさいね~。 そろそろ笑い話にできる頃かな、と。わはははは…。 くすん。。。 メゾン・ド・ウメモト上海 東京都港区西麻布 03-5467-2837 営業時間 11:30~13:00(L.O.) 15:00 Close 18:00~22:00(L.O.) 24:00 Close 定休日 日曜・祝日 東京メトロ 六本木から徒歩13分 広尾から14分 表参道から15分 失敗を繰り返し、人間は成長する! と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ 《ガレットのお菓子日記》Homeへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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