旅の途中で目にし、欲しい!と思った品が、壊れ物だったりかさばったり、びっくりするようなお値段だったりして買わずに帰ってきてしまったことは何度もあります。
その中で、何年たっても忘れられない心が残る品ってありませんか?
やっぱり買っておけばよかった~、いやいや、買わなくてよかった…でも、忘れられない~。
私の場合、それが
お人形であることが多々あります。
ギャルリー・サンチュベール Galeries Saint-Hubert のレース屋さん
レース編みをしているおばあさん、フライパンを持つコックさん、画家
今回ベルギーで出合い、家に持ち帰りたい!と思ったのは、このお人形たち。
一体だけ飾ってあるよりも、こうして何体も並んでいると迫力倍増です。
すご~い、リアルな表情!!!
昔のベルギーの人々の暮らしがお人形で表現されているようで、職業がわかる小物を手にしている人も。
服装も、多分当時のものでしょうね。
左の女性は、
コーヒーミルを持っています。
テーブルにお茶の仕度が。一人でカフェを楽しんでいる所かな。
お顔がなんともいえずいいでしょう~。しわの感じとか。
レースの衣装も素敵です。
そして、買ってしまおうか、と激しく迷ったのはこの
パン屋のおじさん。
もしベルギー伝統のお菓子を手にした
パティシエ人形があれば、購入していたかも。
昔は配達もしていたのかな?とか、想像してしまいます。
この籠の中のパンはなんという名前なのかしら。
私が躊躇してしまったのは、やはりお値段…。ここでも
ユーロ高がネックになりました。
コーヒーミルを手にする女性は、
165.50ユーロ。
1ユーロ100円の時代ならまだしも、今換算すると28,797円
う~む、高価なおばあさん!
いいな、と思うものはお高いのです。。。
(関西の方に、子どもたちに仕事に親しみを持たせるようにと作られた体験型の大きな施設があり、そこのお人形の制作費が一体300万円ほどするものもある、と聞いたことがあります。
どんなすごいお人形なのか、それだけは見てみたい気が。)
そしてまた、別のお店。
クリムトの『
アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』が人形に~
なぜセクシーなお人形と並んでいるの~?その前には『手』が!
又、↑この写真ではちょっとわかりにくいのですが、左端の奥は、同じく
クリムトの『
抱擁』ではないかと。
アール・ヌーボーといえば、このかたの作品ですね。ゴージャスな金!
クリムト
『
アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』 『
抱擁』
他に、ギャルリー・サンチュベールには、薔薇に関する色々な商品を集めた美しいお店
ROSY ROSA もあります。
↓
店頭には本物の花びらが!香りが鼻をくすぐります。
ずっと見ていたいところですが、ベルギー歩き初日午前中の目的地、ヴィクトル・ユゴーに
「世界で最も美しい広場」と言わしめた
グランプラスへと歩みを進めます。
途中でワッフルを食べたり、ショコラティエをのぞいたり、寄り道をしながら歩いていきます。一人旅を気楽と思うのは、こういう時ですね~。
そのお話は次のページで。
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《8》 ワッフル・ギモーヴ・フロマージュ グランプラスまでの寄り道に続きます
番外編
2008年パリのラデュレ 銀座三越にオープン
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