テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ベルギー・フランス '08夏(途中)
チョコレートを食べにベルギーまで来てしまった目的の一つは「フレッシュクリーム入りのプラリネが食べたい♪」
ベルギーから空輸され、日本でも手に入る物もありますが、ここでの絶対的なキーワードは「鮮度」です。 どのチョコレートも、作られてからできるだけ早く食べるのが最も美味しくいただくコツだと思いますが、中身がフレッシュクリームの場合はそれが更に顕著です。 今回の旅でも、フレッシュクリーム入りのものは一週間以内に食べて下さい、とあちこちのお店で言われました。 ノイハウス 『マノン』 現在、日本のショコラティエが作るチョコレートは非常に美味しくレベルが高いと思います。 あえて国内のものではなく、海外の美味しいチョコレートを最高の状態でいただきたいと思う場合、空輸されたチョコレートが日本に届いて店頭に並ぶ日をお店に確認し、その日に食べきれる分だけのチョコを買う。 これがおすすめです。 …“お菓子の世界のグルメな先輩”とも呼べる方に↑教えていただいた時には半信半疑でした。そこまでしてチョコレートにこだわる? そんなに味が変わってしまうの?? その後、去年の一人旅の時に「鮮度」に関して、実感しました~ (そのお話はまたいずれ) さて、ブリュッセルの美しいアーケード、ギャルリー・サンチュベールのノイハウスに話を戻します。 なんとその店頭で、日本人女性が働いていました。 パリでも色々なパティスリー、ショコラトリーで日本人が働く姿をみかけましたが、ブリュッセルにも☆ 日本語でお買い物ができるのは、ある意味、気楽です。 色々とお聞きしたい所をぐっとこらえて、フレッシュクリーム入りの商品について伺いました。 ノイハウスのスペシャリテてとして有名なのは、三角形で大きめのタンタシオン (Tentation)とカプリス (Caprice)。 タンタシオンはコーヒーガナッシュ入り、ヌガティン、周りはミルクチョコレートでカバー。 カプリスはヴァニラのフレッシュバタークリームにヌガティン、周りはビターチョコレート。 詳細は日本のノイハウスのHPに。 これは、新宿伊勢丹で行われたサロン・デュ・ショコラの時にノイハウスの人が実演販売をしており、そこでいただいたことがあるので、今回はパス。 他にフレッシュクリーム入りとして説明があった、ノイハウスだけでなくベルギーの他の多数のショコラトリーでも扱う伝統のチョコレート『マノン』に注目してみました。 ノイハウスのショコラ 中央ホワイトチョコの周りが『マノン』 その右側は、人気商品『タンタシオン』『カプリス』 ノイハウスには、なんと6種類のマノンがあります ☆Manon Lait: Crème au beurre au praliné avec brésilienne ブレジリエンヌのプラリネのバタークリーム入り ☆Manon Noir: mousse au chocolat チョコレートムース入り ☆Manon Choco Vanille: Crème au beurre vanille couronnée d'un cerneau de noix くるみがのったヴァニラバタークリーム入り ☆Manon Choco Café: Crème au beurre café コーヒーバタークリーム入り ★Manon Sucré Café: Crème au beurre café sur nougatine, enrobé de sucre confiseur café コーヒー砂糖衣かけヌガティンのコーヒーバタークリーム入り ★Manon Sucré Vanille : Crème au beurre vanille sur nougatine, enrobé de sucre confiseur vanille ヴァニラ砂糖衣かけヌガティンのヴァニラバタークリーム入り ☆と★ではお値段が違うとのこと。 ノイハウス店内 バロタン ↑重さを選び、チョコレートの好みを伝えて、この箱に適当に詰めてもらうという買い方が主流です。 箱の名前はバロタン。今でこそどこのお店でも見られますが、実はこの箱を発明した最初のお店が、ここノイハウスです。 ナッツ類に飴をからませペースト状にしたヌガティンをチョコの中に閉じ込めた“プラリネ”を発明したのもこのお店ですよ~。 詳しくはこちら。 マノン 自分用にサシェ(袋)に入れてもらいます。 「N」の文字がついているのがマノン ノワール。 白い方がマノン ショコ・カフェ。 ノイハウス マノンcut マノンはとても脆いので、気をつけて持ち運ばないとつぶれてしまいます。 バタークリームはふわっとしていて、じつにクリーミー そして、ここで私、一つ気づいたことが。 マノン… マノン! ああ!この作り方をテオブロマの土屋シェフに講習で習ったことがありました!! 「周りが白いマノン」は、ホワイトチョコレートがけされたものとフォンダンがけされたものとがあります。(「本来マノンはフォンダンがけ」という説も。) マノン他フレッシュクリーム入りプラリネ ノイハウス以外も参考に… ゴディバ(Godiva) ガレー(Galler) ヴィタメール(Wittamer)pdf マリー(Mary) [→collections→Permanent Collection と順にクリック] ↑ ノイハウス、ゴディバ、ガレー、ヴィタメール、マリーの5店がベルギー王室御用達 コルネ ポール・ロワイヤル(Corné Port-Royal) イルシー(Irsi) レオニダス(Leonidas) ◆ ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini)にはマノンはないようです ギャルリー・サンチュベール 左端がノイハウス 右隣の緑色の十字のある所が、ノイハウスの出発点となった薬屋さん 直径約24.5cm×高さ約10.5cm ガラスのコンポート かさばる!割れる!この先邪魔になる!でも買ってしまいました。 ノイハウスの店頭のセールで なんと 7.50ユーロ(1,305円) お買い得! お値段を見間違えたかと思いました~♪ ありがとう、ノイハウス! 《18》観光客のいない町で友人とランチ に続きます 「フランス・ベルギー ショコラを巡る旅」著・土屋公二 ベルギーのショコラ事情がわかってきた!と思った方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》Home へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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