カテゴリ:美術館・展覧会
気温が34度を超えた?真夏の東京。こんな暑い日には展覧会に出かける人も少ないかと思い、朝10時にフェルメール展へ。
上野で一日、楽しく過ごしました。まずは写真でご紹介~。 フェルメール展 ↓ → お昼 不忍池 → → 旧岩崎邸見学 宇治金時♪ 順にご紹介していきますね。(てきぱきと!) まずは東京都美術館のフェルメール展。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 少し前から『フェルメール全点踏破の旅』を読み続けています。 著者・朽木ゆり子氏の解説は明快。 生涯に37点(いまだに真作とは判断しがたいといわれる作品も含む)しか残されていないフェルメールの作品を巡り、絵に隠された寓意の解説の傍ら、絵にモデルが存在するのか、風景画が描かれた場所が特定できるのか等、次々と疑問が投げかけられ、それに対する見解が披露されます。 今回来日した作品の中では『ディアナとニンフたち』をフェルメールの作品でないと主張する少数の学者が存在するという事実、『ヴァージナルの前に座る若い女』がフェルメールの作品だと認定され、オークションで約32億円で落札されたのはわずか4年前、2004年のことである他、この本を読んでいたおかげで展覧会が更に楽しめた気がします☆ この『ヴァージナルの前に座る若い女』は現在フェルメール唯一の“個人蔵”。 この機会に見逃したら次にいつ目にすることができるのかわからないため、今回見ることができて幸せでした。 この絵は、ルーブル美術館蔵の『レースを編む女』と同じくらい、本当に小さい絵でした。髪型が可愛い。 展覧会の出口の売店では同じ朽木氏の『謎解きフェルメール』を購入。 これからまだまだフェルメールの世界に浸ります 12月までの長期間の展示なので、もう一度見に行きたい…。 フェルメール展出口でロブションのオリジナル焼き菓子を限定販売中 2008年8月2日~12月14日 お盆の最中ということもあり、混まないかと思って出かけましたが、10時に到着すると待ち時間は「0分」なのに会場入口は結構な人混み。 年配の方もたくさんいらしていました。 水分補給をしっかりして、熱中症に気をつけましょう~。 この7枚のハガキが、今回の展覧会のフェルメールの作品。 下段右から2番目の『手紙を書く婦人と召使い』は、直前に展示が取りやめになった『絵画芸術』(ウィーン美術史美術館・蔵)の代わりに急遽展示が決まったため、ハガキの印刷は間に合わず、会場出口のハガキ売場では売られていません。 この一枚だけは、会場を出て同じフロアにあるミュージアムショップで購入。 7枚揃ってスッキリしました♪ ミュージアムショップで2009年カレンダーも購入 2,100円 今回の展示の中で、最も印象に残ったのは『小路』。 フェルメールの風景画は、デン・ハーグのマウリッツハイス美術館蔵の『デルフト眺望』とこの絵の2枚だけです。 今でもデルフトにこんな風景があるのでは、と思わせる精緻な描写。 その色合い、小さな絵なのに強烈に惹きつけられるものがあり、しばし見入ってしまいました。 フェルメールといえば左側から差し込む光、床のタイル、室内の女性の黄色いドレスや毛皮の縁取り、真珠の耳飾や首飾りがすぐに頭に浮かびますが、風景画にこんなに魅力があるとは思ってもいませんでした。 もっと見たい。どこかに隠されたフェルメールの風景画はないのだろうか~? 『フェルメール全点踏破の旅』 『謎解きフェルメール』 フェルメール 奇跡の光を描いた画家(DVD) 上野でお昼ご飯~不忍池の蓮の花 に続きます フェルメール展に行きたくなってきました~!と思った方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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