テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ベルギー・フランス '08夏(途中)
アールヌーヴォー建築が今に伝わるオテル・アノンのステンドグラスが想像以上に素敵でしたので、その後は、ちょっと遠いな~と思いましたが頑張ってオルタ美術館(Musee Horta)まで歩こうと決意。
ヴィクトール・オルタ(Victor Horta)はアールヌーヴォーの建築家としてベルギーで活躍。彼自身が住んでいた邸宅が美術館となって公開されています。 その住所は Rue Americaine 25 。 …地図を見ながらなんとかアメリケーヌ通りにたどりつきました…。 アメリケーヌ通りのきれいなお家 この写真は、住宅が並ぶ道の途中の、確か何かお医者さんのクリニックだったと思います。 お花の飾り方がきれいなので、パチリ この時、私は全く気づいていなかったのですが、このお家についている青い看板の左下の小さい数字は、通りの番地でした。 ちなみにここの看板には100番台~200番台の数字が書いてあります。 (オルタ美術館は25番地!) この時点では全く番地を見ずに、スタスタと自信を持って歩いていた私。 道に咲いている紫陽花がきれいだわ~、などと能天気に思いながら歩いていきます そして…。 唐突にアメリケーヌ通りは終わりを告げ、その先には無常にも違う名前の通りが! ????? 間違っているとは思いもしなかったので、一瞬うろたえました。 ここはどこ? これが地図 友人が車で落としてくれた場所(ランチとケーキを楽しんだ所)は観光地ではないので、私が持っていた日本のガイドブックには全くのっていません。 友人に借りた「アールヌーヴォー建築巡りの地図」と、彼女にコピーしてもらった↑これと続くもう一枚の地図とを頼りに歩いていたわけですが。。。 困った時には言葉は何とかなるもので、角のカフェにとびこんで道を尋ねます。 「私は今、どこにいるのでしょう?」という間抜けな質問をするなんて~。 そこで教えてもらってはじめて、逆方向に歩いてしまったと気づいた私…。かなりの距離を あ~、完全に地図を読み違えていました!!! LEEMANSから、この地図にはのっていない右下方向(もう一枚の地図)に向かって歩いてしまったようです。 それから延々と引き返し、25番地まで歩き続けます。 オルタ美術館 普通の住宅に溶け込み、気づかずに通り過ぎてしまうような、さりげない入口。 到着したのは17:15。 17時半にクローズしてしまう美術館ですので、この時間は既に入館できません。 ああ、無常! オルタ美術館の扉 というわけで、アールヌーヴォーの巨匠、オルタの邸宅の扉だけを見てきました ここから先は、かなり無茶苦茶な距離を歩きます。 こうなったらもう、この時間に開いている名所を探して次に向かうパワーもないので、ひたすら街歩きをして食べたものを消化し、目に入ってくる普通のブリュッセルの町並みを楽しみます。 街の教会 歩いている時に何度も感じましたが、アールヌーヴォーの建物が次々と姿を現した頃、世紀末のこの街はどれだけ美しく、街全体が輝いていたことでしょう 100年の時を経て、十分な手入れがされていない建物、落書きに覆われくすんでしまった建物を見ると胸が痛みます。 教会内部 マリア様はやさしいお顔 雑貨屋さんでちょこっとお買い物。そして、ルイーズ通り(Av.Louise)にたどりつきました。 路面電車が走っています。風情がありますね~。 ルイーズ通り 背の高い木々が大らかな印象の美しい並木道 実はこの通り沿いにもオルタの作品の他、多数のアールヌーヴォー建築が見られるのですが、ここでぱらぱらと雨が降ってきてしまいましたので先を急ぎます。 ルイーズ通りには高級ブランドショップも多く、日本でいうと銀座のような雰囲気。 シャネルのウィンドー 黒い服に町並みが写りこんで、模様のようにも見えて面白い! 拡大してみました↓ この直後、一寸先も見えないような恐ろしい土砂降りに襲われました ショッピングアーケードの中、お店が次々と閉店していく時間帯ですが、開いていたZARAにとびこんで服を品定めしながら小降りになるのを待ちます。 ちょうどセールの真っ最中で、店内はごった返していました。 《26》 ベルギー 夏の夜の花 に続きます 迷子になっても、なんとかなる!と思われた方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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