テーマ:ヨーロッパ旅行(4253)
カテゴリ:ベルギー・フランス '08夏(途中)
目が覚めるようなデザインのプチガトーとアントルメをご紹介しましたが、さらにもう一つ、ジャンルが分かれているのは「タルト」です。
これはまた、今までの華やかな生菓子とは一味違った美しさが。 リンゴのタルト 2008年7月12日(土曜)朝 ストッケルのマイユー(Mahieu)にて 薄切りリンゴの重なりがまるで花びらのよう。きれいですね~。 タルトブルトンヌ パイ生地、クレーム・パティシエールに生クリームを加えて軽くしたクレーム・レジェール、細切りりんごの組み合わせ 細切りリンゴを使うと、また雰囲気が変わりますね。 「~ブルトンヌ」と名がつくと、「(フランス北西部の)ブルターニュ地方の、ブルターニュ風の」という意味です。 ブルターニュ地方といえば、真っ先に思い浮かぶのは、ゲランドの塩。その塩を使った有塩バターなどの乳製品の産地としても知られています。 タルトポワール 半割りの洋梨が7切れも入っています! ローストしたスライスアーモンドの飾り方が可愛い この季節、どこのお店でも見かけた アプリコットのタルト アプリコットはピスタチオと組み合わせているお店が多いなか、マイユーでは白いカシューナッツ?とあわせています。 さて、ここでタイトルに挙げました「フルーツタルト 日本とベルギーの違い」のお話を。 日本人はフルーツタルトというと、クレーム・ダマンドやクレームパティシエールの上に生のフルーツがぎっしりのったものを想像することが多いのでは? デコレーションは生クリームだったり…。 日本でタルトが人気のお店といえば、例えばキルフェボン。 キルフェボンのタルトの写真一覧を見ると、日本人の好むタルトのイメージがわかってくる気がしますね。 ベルギーでは、タルトにのる果物はしっかり焼きこまれていました。 生クリームでデコレーション、ということはまずないですね。焼いたまま。 では、フレッシュフルーツは飾らないかというと、そうでもなくて、↓こんな美しいものも。 キロメートル・オ・フリュイ フレッシュフルーツがのったパイ キロメートル、っていう名前の由来、お聞きしてみたいですね。 このパイは、タルトのコーナーではなく、アントルメの所に飾ってありました。 パンを買うための行列 進みは速い! この写真は、お店の正面から入って右端までいき、振り返って撮ったものです 手前にタルト売場、その左のショーケースにはアントルメがぎっしり。そしてショーケースは90度曲がり、まだアントルメ。右奥にはプチガトーの売場が。 タルトのケースは見事に茶色ですね。他に、タルトタタンなどもありました。 突き当たり右奥に見えているのが、行列が目指しているパン売場。 あ、パンの写真、撮りそびれました… 私たちはパンとケーキと両方買うので、パンの行列には並ばずにケーキ売場の方へ。 友人の話では、並びなおさなくても、ケーキを買う時についでにパンを○○と△△を、と注文すれば一緒にしてくれるそうです。ちょっと嬉しいサービスですね。 ちょうど翌日から長期の夏休みに入り、お店がクローズしてしまう所でした。 危機一髪! 外側に向けた飾りコーナー お店は広場に面し、広場には有名なストッケルの市がたっています。 市場のお話は、のちほど~。 パティスリー マイユー Pâtisserie Mahieu Stockel Place Dumonplein 4 1150 Woluwe St-Pierre Bruxelles , Belgique Tél: +32 2 772 72 45 ※ マイユーは2010年3月に倒産したもよう。HPも閉鎖されています。 7月現在の様子は不明のため、調査中。 後日、マイユーの中でも販売されている ベルギー伝統のお菓子 を整理しますね。 ベルギーのお菓子は、チョコレートとベルギーワッフルだけではないのです~ 《31》 ストッケル 朝市のパン屋さん に続きます ベルギーのお菓子ってすごいのでは?と思われた方は ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ↓ ↓ ベルギー・フランス 夏のショコラとお菓子の旅 2008 2日目 もくじ へ 《ガレットのお菓子日記》 Home へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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