英国のコンフィチュールを模して、卵・砂糖・ココナッツ・パンダンリーフを煮詰めて作ったという『
カヤジャム』。
薄緑色でとろんとした見た目からは、材料を聞いても味を想像するのはちょっと難しいかもしれません。
<ヤクン・カヤ・トースト> 『ヤクン・カヤ・ジャム』
買ったのはちょこっとお味見用サイズのカヤジャム80g 341円。
(普通サイズ290g 681円もあります)
このカヤジャムは、朝食やおやつとしてシンガポールなどで地元の人に親しまれているといいます。
店頭では、ヤクン・カヤ・トースト(Ya Kun Kaya Toast)のお店の人が、実演販売をしていました。(1個281円)
私は作り方を見て、カヤジャムを買い、翌朝自宅で作ってみました☆
コツは、パンがクリスピーの方が美味しい(カリカリすぎてはだめ)ということで、一枚のパンをトーストした後で長ナイフでスライス。たっぷりのカヤジャムを塗り、薄切り有塩バターをのせてサンドしていただきます。
シンガポール発祥のカヤトーストに使われる現地のパンは、きめがちょっと粗いパンということです。
カヤトーストのイメージはこんな感じ
自分用なので、ちょっとジャムの量は少なめ。本当はもう少したっぷりつけます。
カヤトーストのイメージ
お店では、確かパンの耳はおとしていたような気が…
さて、お味は、といいますと…
ぱくっと一口。
……イモクリ系?
何のジャムだか言われなかったら「焼き芋ジャム」と答えていたかもしれません。
買う前にお店の方に、何に似た味ですか?とお聞きすると、ちょっと考えて「…栗きんとん」と答えていらっしゃいました。ああ、そんな感じです。
ココナッツミルクとパンダンリーフというヤシの香りのするハーブが入っているジャムですが、なぜか食べたことのあるような不思議に懐かしい思いがするジャムでした。
カヤトースト
シンガポールでは、1944年にヤクン・カヤ・トーストのカフェが誕生し、以来このトーストは定番の人気商品。
マレー半島に移り住んだ中国系移民の子孫プラナカンたちが好むお味が、遠く日本で懐かしい気持ちでいただけるとは、面白いですね。
※許可をいただいて撮影・掲載しています
トースト用のパン(売り場で) カヤジャム80g 2個入り 661円
今回の催事では、このカヤジャムを使って日本のメーカーが期間限定のコラボスイーツを2月22日(月)まで各売場で販売中。
<銀座木村家> カヤジャムコッペパン
<クローバー> カヤジャムシュー
<シェ・シーマ> クレームアンジュ・カヤ
<エディアール> ビエノワ・カヤ、カヤ・コロネ
ほか色々
カヤジャムに使われるパンダンリーフは、マレー半島特産のハーブ。パンダンの葉を乾かして作ったカゴは、よくみかけますね。
パンダン
卵を使っているジャムということで、最初カヤジャムは、レモンカードからレモンを抜いたようなお味なのかと想像していましたが、違いました
チップトリー レモンカード
「フードコレクション
アジアの力特集」
伊勢丹新宿店 地下1階食品売場
2010年2月15日(月)~22日(月)
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