テーマ:スイーツ★スイーツ(13274)
カテゴリ:お菓子/グルメイベント
軽井沢ホテルブレストンコートで8月2日(月)~5日(木)開催中の「第5回 軽井沢スイーツ博 2010」に行ってきました。
3つの会場のうちの一つ、着席パーティー形式でスイーツの5コースをいただく ≪クイーンズアニバーサリー≫ の様子を、まずは写真でお伝えしますね。 会場入口 マカロンのディスプレイ 5回目となる今回は映画「マリー・アントワネット」のようなガーリーな世界が展開。 現実のヴェルサイユ宮殿を模すのではなく、この時限りの仮想カワイイ女の子の夢の時間がスタートです。 次々と繰り出される演出に、会場の参加者から「きゃ~」「うゎ~、かわいいー♪」「すごい」と声が上がっていました。 これには年齢も関係ありません☆ 会場に入る手前、かなり薄暗い空間に、ゆらゆらと揺れるいくつもの小さなキャンドルの炎。薔薇の花びらに幻想的な光を投げかけます。 ※ この先は細かく解説しますので、今日これから行かれる方は、お読みになるとサプライズがなくなってしまうかも。 帰宅されてから読まれた方が良いかもしれません。 まずはウェイティングルームで、スタッフが目の前で作るウェルカムドリンクを。 信州産の杏を使ったカクテルや、グラスの縁をスノースタイルにして王冠に見立てたスマートなカクテル。後者は、軽井沢の白糸の滝の深い水の色にも似て涼しげです。 ノンアルコールでは、軽井沢産ブルーベリーのジュースにエスプーマで作ったヨーグルトの泡を浮かべたもの、桃の香りのアイスティー、ショコラショーなど。 それらをいただきながら、薄闇の中、会場への期待を膨らませます。 突然のファンファーレとともに扉がぱっと大きく開き、会場がオープン。 華やかに飾られた室内を見たお客さんのどよめきが、空気を震わせます。 テーブルセッティング 箱の中にはお土産が 会場中央には薔薇の花が敷き詰められた上に巨大オブジェが いっせいに記念写真が始まり、フラッシュが光る、光る この写真ではわかりにくいかと思いますが、カクテルグラスがぐるっと円形に連なり、それがツリー状に何段にも重なって天井まで続いています。キラキラキラキラと、四方八方に向け輝きを振りまき、相当な存在感が。 オブジェをバックに写真をとる人たちを見て「わぁ~(いいな)、もっとおしゃれしてくればよかった!」というつぶやきも聞こえてきましたよ。 男性の姿も意外に多く、積極的に写真におさまり、このラブリーな空間を楽しんでいる様子。 確かに非・日常的な光景です。 シュガーデコレーションケーキ 卓上花 美食にこだわるホテルブレストンコートで、2006年からスタートした「軽井沢スイーツ博」。 3つの会場のうち一つだけ、チケットが必要な第1会場はスイーツのコース仕立て。 5周年を迎える今年は、1~4回のテーマを追って順に4皿を構成し、5皿目に今年のスイーツを発表するという凝った趣向。 チケットの販売も、昨年までの先着順方式を改め、期間を設けて抽選で販売。 3,500円のチケットは、用意された分はあっという間に完売。追加の席が出るほどの人気ぶりです。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 1皿目 【信州食材】 『リュバーブのクレーム・ダンジュ ロゼ風味』 最初にガラスの器の上の部分をはずし、本物の薔薇の香りを楽しんでからクレーム・ダンジュをいただく、というスタイル。 これはまぁ…薔薇のスイーツに親しみのない方にとってはとても親切なわかりやすい手法ですね。 リュバーブの酸味はきつくなく、まろやか。形を崩さずに残しているため、食感も少しあります。 軽く作られていて、パーティーの始まりにふさわしい一品。 リュバーブ(ルバーブ)は、私が知る所では、北海道と長野県くらいでしか栽培されていない貴重な果物。コンフィチュールの形で時々みかけます。 注目を集めたのは、飴細工のティアラ! 参加者一人一人の分をどうやって作られたのか、その丁寧な仕事ぶり、手間のかかる作業のことを思うと頭が下がります。 これだけの数を揃えるのは個人店ではなかなか難しい、さすがホテルのパワーです。 一目見た瞬間の「かわいい」インパクトは最高。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 2皿目 【究極のアシェット】 『柑橘類のサバランと信州産杏』 「フランスでは、サバランはお酒よりフルーツシロップを使ったものが主流」という提案。 ぷっくらと肉厚な杏のコンポートにシリコンフレックスで浅めの色合いに焼き上げたサバランを重ね、ホワイトチョコレートのクリームを絞り、レモンとオレンジのシロップをスポイトで注入。 同じサバランでも、左上のクレーム・シャンティイが絞られた方には、杏のリキュールを組合せ。 お酒が苦手な人のことを思い、リキュールのスポイトは最初から突き刺されてはおらず、別添えとしてワンテンポ遅れて配られたのは、嬉しい心遣い満点! 自分にあう量を好きなように注入して楽しめます。 杏・ホワイトチョコレート・シロップの方は美味しくいただきました。 クレーム・シャンティの方は少しクリームの量が多く、せっかくの美味しい主役の杏の存在感のやや邪魔になっていたような気が。 好みの問題かもしれませんが、杏好きとしては、産地の杏の味わいをじっくり堪能したいところ。 ミントがささった二つの白い塊は『ヌガー・グラッセ』ということですが、これはフランスの濃厚でガリガリボリボリの食感のあるガッツリした強いものとは違い、ふんわり軽く。 全体として感じたことでもありますが、シェフパティシエールの岡部妙子シェフが作りだされるものは、「軽やかで優しい味わい」。 (特に宴会などで)大勢の人に同時に同じものを提供するホテルだからこそ、多くの人に支持される味わいとなっているのかと思いました。 2年目のテーマは“パリが認めた若き天才たち”。 その時には世界に通用する東京の人気パティシエが、最先端のアシェット・デセール(皿盛りデザート)を披露。 5回目の今回は、長野県のシェフたちがしっかりその味と技を引き継ぎ、長野県産の素材を使ってデセールを製作されています。 3皿目~ へ続きます 泡を作る道具 エスプーマ 健康野菜 ルバーブ(リュバーブ) オーストリア・フランス 2010「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次 早く続きを書いてね☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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