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カテゴリ:お菓子/グルメイベント
「第5回 軽井沢スイーツ博 2010」は、4日間の会期を終え、5日に閉幕。
軽井沢ホテルブレストンコートで ≪クイーンズアニバーサリー≫ という名で開催されたスイーツ5皿コースの、3皿目から続きをご紹介しますね。 1~2皿目はこちら 3皿目 【信州食材五つの楽しみ方】 白いお皿に横一列に並べられた5つのプティガトー。これは、ミシュランの星つきのお店などでも用いられる、ちょっとずつお味をみていただく デギュスタシオン(試食) スタイル。 後で思い出す時にお味の印象が散漫になってしまう恐れもありますが、少しの量であれもこれもお味をみてみたい、という欲張りな気持ちに応える方法です。 「左から順番にお召し上がり下さい」という指示が。 (1) 口の中をさっぱりさせる前菜のように『小布施ブランのグラニテ』を食べ、 (2) 『ブルーベリーのミルフィーユ』でサクサクとした食感を楽しみ、 (3) 濃厚な栗でなくさっぱりとした花豆を使った『花豆のモンブラン』を食べ、 (4) 『パッション・ショコラのテリーヌ』でしっかりとメインを楽しみ、 (5) 串にさした『クリームチーズのタルト』を一口で食べ、サラダ風に ここでのテーマは“スイーツ晩餐会”。両手に大皿を持ったホテルマンが何人も何人も一列に並び、次々とバックヤードから現われる様子は、なかなかの見もの。 滑るような動きでそれぞれのテーブルへと一斉に散り、お客様の席へお皿を運ぶ晩餐会スタイル。そのスピードの速いこと、速いこと。 英国ミュージカルの舞台の晩餐会のシーンに登場するような、統制された整然とした動きに見とれます。 白い四角いお皿に横一列に並ぶ5個の小菓子を見た時、何か違和感が。 事前に今日のメニューは配られていましたが、さらにお皿の上にお菓子の説明書きが丁寧に添えられています。 それが縦書きなのがなんとなく目についたのかも。 私なら、お菓子を縦一列かやや斜めに並べ、手前から食べるようにし、もし添えるとしたらその右側に横書きで説明書きを置くかなー、などと漠然と考えていました。 いや、地元産の和素材を使っているということを強調し、縦書きにされたのかも。だとしたら、深い。失礼しました。 (1) 小布施ブランとは、地元産白ワインのようです。ジュレは完全にアルコールを飛ばしてあるので食べやすい。 (2) このブルーベリーがとっても美味しい♪ 大粒で弾力があり身が豊かに詰まっていて、食べ応え抜群。ブルーベリーの美味しさをしっかり味わえるように、他の素材が控えめな構成になっているのが嬉しい限り。 キュートな姿ですが、一口で食べるのはちょっと難しいので、上段・下段と2回にわけていただきました。 (3) 珍しい、ここならでは、というのがこの花豆モンブラン。 豆の甘さがわかるように、クリームは甘さ抑えめ。よく味わうと確かにマメですが、モンブランの形になっていても違和感はありません。 あっさりと美味しくいただきました。これはもっと広まってもよいのでは。 (4) 軽い淡い味わいのものが続く中で、やや濃いめのお味が登場? ミルクチョコレートとパッションフルーツの組合せに、底にカリカリッと薄いフィヤンティーヌの食感が。 こちらも濃厚というよりは滑らか・軽やか。 (5)「一口でお召し上がり下さい」と言われましたが、微妙~に大きいこのサイズ。 『クリームチーズのタルトレット』という名がついているものの、タルトというよりはトマトやルッコラが気になります。 えいっ、と思いきって大口を開け(けっこうギリギリサイズ)、まるっと口の中へ。 きっと、人には見られたくない変顔です。 …!…ここまでいただいた中で、最も好き!これは印象に残る美味しさ~ トマトのジューシーさが口の中に広がります。 ルッコラの胡麻っぽい独特の味わいが全体をぐぐっと引き締め、確かに爽やかなサラダ感覚が。 おいしい~っ♪もうひとつ食べたい☆☆☆ ここは、レタスや他の野菜ではなく、ルッコラが大正解。 シンプルな見かけなのに思い切りツボにはまるのは、素材の美味しさがストレートに出ていたからでしょうか。バランスも抜群。 甘い物が続く中、サレ物(塩味系のもの)が混ざるのはとても嬉しい。 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 4皿目 【ア・ラ・ミニッツ】 『クグロフ・オ・ポム・キャラメリゼ』 テーマは“スイーツ・ガラ・パーティー”。 晩餐会ほど格式ばる事はなく、華やかに催される大きなパーティーのイメージです。 ア・ラ・ミニッツとは「すぐに」という意味。作りたてのものをすぐその場でいただける贅沢な手法。 各テーブルごとに料理人とクグロフをカットするサービスの人が一人つくという、ここでもホテルならではのリッチな演出が。 そして演出といえば、炎のデモンストレーションで盛り上がります。 会場の照明が落ち、真っ暗になったところで、クグロフの上からリンゴのお酒カルヴァドスをかけて火をつける…のだったか、火をつけたカルヴァドスをクグロフの上に滴らせたのだったか詳細は覚えていませんが、とにかく青く燃え上がる炎が幻想的。 さらに、リンゴを炒めてキャラメルソースを作る時、再び照明を落として暗くなった所でお酒を注ぐと同時に、大きくぶわっと燃え上がる赤い炎 2種類の炎を楽しみました。パーティー向けにぴったりの演出です。 リンゴのキャラメリゼ製作中 シェフパティシエの岡部妙子シェフ ※許可を得て、撮影・掲載しています シェフみずからが座席をまわり、一人一人にキャラメリゼされたリンゴを盛りつけます。 こういうサービスはとても嬉しいですね~。パーティーの時でもないと、なかなかできないシェフとの貴重なふれあいの時間です。 『クグロフ・オ・ポム・キャラメリゼ』 そしてこれはまた斬新な、思いがけない組合せ。 アルザスのクグロフをカットしてケーキのように見立て、キャラメルソースをかける濃厚な仕上げ。 リンゴやカルヴァドスといえば、フランスのノルマンディー地方の名産。 モンサンミッシェルで有名なノルマンディー地方と、ドイツ国境に近い北東部のアルザス地方の名産が合体。フランス人には思いつかない組合せなのでは、と思いながらいただきました。 リンゴがハート型にカットされている~☆ 炎の演出の時、会場は暗く そして、さいご、 5皿目が…サプライズ! へ続きます 軽井沢スイーツ博 目次 オーストリア・フランス 2010「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次 早く続きを書いてね☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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