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カテゴリ:つぶやき
あっという間に年末です。
神棚や仏壇があるわけではありませんが、 お札やさくパパの写真を置いている場所はあるので、 そこのお掃除や鏡餅の準備など、ささやかにも年末らしい忙しなさを感じています。 さて今回は、さくらネタではありません。 (なので写真は、先日我が家から見えた景色です。 ヘリがやけに低く飛んでいるな~、と思ったら、ビルに着陸。 あまり見かけない光景なので、思わず写真に撮りました。) 真面目でその分少し重たいお話です。2件あります。 今はそういう気分じゃないな~、という方は読み飛ばしてください。 1件目のお話は、yahoo!ニュースにもなったので、ご存知の方も多いと思います。 実験犬についてです。 記事参照 → こちら さくらと暮らし始め、ブログを通じて「保護犬」のことを知りました。 それまでの私の認識は、捨て犬や迷い犬が保健所へ、程度でしたが、 多頭飼育崩壊や虐待、悪質ブリーダーなどについて考えるようになりました。 ですが、実験犬の存在はあまり深く考えてきませんでした。 この件で辛いのは、実験される方だけではなく、する方も、でしょう。 人間の医学を目指す人ならまだ「やむを得ないこと」と割り切れるかもしれませんが、 犬が好きで獣医師を目指す人にとっては、どうにもやりきれない思いだと思います。 私の健康もさくらの健康も、こうしたことの上に成り立ってきたと言えますから、 動物実験の必要性を否定することはできません。 でもその動物たちのその先を、考える必要性があるのだと感じました。 2件目は、山梨の多頭飼育崩壊現場を支えてくださった方のことです。 関連ブログ → こちら 堅いお勤めをしていたのに、あまりに悲惨な現場から離れられなくなり、 そのまま電気もガスも水道もない山奥で、約20年、最多400頭ものお世話をしてこられた方です。 「巻き込まれた」としか言いようのない状況で、それでも最後の1頭まで大切にお世話くださり、 現場の終息とともに息を引き取られました。 現場を見てさえいない私が、知ったかぶりで書くのは憚られますが、 このような方のいらしたこと、このような現場のあったことが 読んでくださった方の心のどこかに残り、 このようなことを起こさない気持ちを共有出来たら、と思います。 私が子供だった頃に比べれば、犬の飼い方も変わり、 世の中の動物への考え方も大きく変わりました。 でも日本は先進国の中ではまだまだだと言われています。 今回書いた1件目の犬達は「されるがままが当たり前」であり、 2件目の犬達は「生き抜くことで精いっぱい」で、 どちらも家庭犬の幸せなど知らないわけですから、 不幸な境遇だとは感じてはいないかもしれません。 でも、苦痛や恐怖や空腹は感じます。 より良い共存のカタチを模索することが、当たり前となりますように。 忙しい年末のお時間に、とりとめのない書き込みにお付き合いいただき、 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月28日 10時56分40秒
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