那須旅行記 6 ~朝の長いお散歩
那須旅行記の続きです。3日目の朝、さすがに少しは慣れてきたのか、さくらもお宿の大人しいわんちゃんには、そうっとご挨拶できるようになりました。ラウンジに、ポツポツ姿を見せ始めた宿泊客は、「どうぞ~」の声で昨夜と同じテーブルにつきます。山盛りパンは、前日と違う種類も入っています。旅行中食べ過ぎのさくらは、あとでカリカリフードを食べさせることにし、この場はアミーバボールの中に入れたジャーキーで我慢してもらうことに。この隙に朝食を、と思ったら…食べ物に関しては、本当に強気な子です。このお宿には広いドッグランがあるのに、ビビリのさくらはランには不向きなので、食事の後、せめてお宿の周辺を散策してみることに。晴天となり、日差しは暑いくらいでしたが、木陰の道は歩きやすく、さくらはぐんぐん進みます。ぐんぐん、ぐんぐん…歩いているうちに、思っても見なかった場所に出てしまい…道はどんどん狭く、舗装路は砂利道となり…ペンションの数が減って、どこが公道でどこが私道?という雰囲気となり…ちょっとお散策、のつもりが、随分遠回りとまってしまいました。それでもどうにか車の通る道に出て、無事に帰還。お宿のスタッフの方にお話しすると、「迷う方多いんですよ~。朝お散歩に出て、朝食までに戻れない事も多くって…」。結局、20分位のつもりで出かけ、4,50分彷徨ってきたようです。フロントには、ちゃんとお散歩マップが用意されているので、「持って出ればよかった」と思いました。~旅行記もいよいよ次でおしまいです。