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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:心の健康
抗ストレス素材の研究動向常磐植物化学は抗うつ薬の評価法として広く用いられる強制水泳試験法でベネトロンの抗うつ活性を検証。その結果、同素材はラフマエキス投与群はコントロール群に比べ活動停止時間の短縮が認められた。セントジョンズワートエキスの成績と比較すると15倍程度強力と推察される結果だった。 協和発酵はGABAによる睡眠改善試験を実施。その結果、週の後半(4日から5日目)で、GABA摂取(33.3mg)による起床時眠気、疲労回復、睡眠時間の改善傾向が認められた。 太陽化学は、不安傾向の違いによるα波出現量の比率について検証(図1)。高不安群ほどテアニン摂取によりα波出現量が高い結果を得ている。体感しずらい訴求ポイントだけに各社ともさまざまな研究に着手している。 不安傾向の違いによるα波出現量の比率(図1)データ提供=太陽化学抗ストレス素材の展望と今後の展開を聞く(株)ヘルシーナビ 社長 井上 俊忠 氏弊社は抗ストレス素材としてリパミンPS(ホスファチジルセリン)を扱っております。カーギルジャパン社の組織変更ともない、同社で扱っておりました健康機能食品関連の原料およびそれに関するプロジェクトを引く継ぐ形で私が独立。弊社がその受け皿を担っている形でございます。 リパミンPSにつきましては、記憶力低下の改善作用で注目され、研究も進んでおりますが、2000年以降抗ストレス素材としての研究がいろいろと行われています。例えば、男子学生48人に対し、300mgのリパミンPSもしくはプラゼボのいずれかを30日間投与。その後に過大な労力を要する数学の問題を解かせ、精神的ストレスを誘発した場合、リパミンPS摂取群でストレス管理がよりよく行われ、集中力を高める結果がみられています。 スポーツ分野においても過剰トレーニングによる身体疲労を和らげるのに有効で、最良の気分を保つサポートとなります。ADHD(注意欠陥多動性障害)の改善効果でも最近は注目を集めています。 抗ストレスというカテゴリーにおけるニーズについてはやはり社会的背景もあり、伸長傾向にあると感じます。例えば、ADHDに関する部分だけを見ても親御さんなどの関心が非常に高いですね。ポイントなるのは、大豆レシチン由来で安全であることが大きいと思います。こういった用途を改善するものは例えば薬でも非常に少なく、化学合成品がほとんどです。リパミンPSは副作用も薬物相互作用もなく、安心して使えます。 また、リパミンPSはいわゆる抗ストレス素材の中でGABAなどのα波による癒し系とは違い、θ波による高いストレス状態でも集中力を高められるという点で、今後、さまざまなシーンでの需要が出てくると考えています。すでに弊社原料を使ったメンタルサプリメントの開発も進められています。非常にすばらしい素材ですし、訴求ポイントの特性からしても一過性のブームではなくじっくりと育てていきたいと思っております。 以上美容EXPOの記事よりご紹介しました。 ジークレフでは、心の問題を抱える方に「ホスファチジルセリン」を用いることで
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Last updated
2008/07/02 06:06:44 AM
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