股関節の動きが低下するとリンパの流れが悪くなるので、どんどん老化現象が進んでしまいます。
関節の動きは身体の循環に関与しています。
リンパは全身を廻って老廃物を集めて来る身体の下水道の役割を果たしています。
不要なゴミを腎臓や肝臓に集めて処理するため全身をおよそ3Lのリンパ液が流れています。
リンパには血液を押し流す心臓のようなポンプが備わっていません。
そのため周りから押し流されないと自力では流れることができません。
そのポンプ役として特に重要なのが関節です。
股関節が開閉してリンパを押し出すポンプ代わりになっています。
股関節を通過する汚水の量は1日1Lにもなります。
もしこの流れが滞れば、代謝が悪くなってしまいます。
股関節の衰えは新陳代謝をも衰えさせてしまいます。
中でも最も重要なのは老廃物を押し出すために股関節をしっかり閉じている動きです。
その働きは関節の角度で分かります。
股を閉じる内転 基準は20°
股を内側にねじる内旋 基準は45°
股関節年令セルフチェック
床に座って両足を前に伸ばし、両手を後ろにつきます
片ヒザを立てて、ヒザの角度を90度に
このとき股の付け根は45度に
次に上体は真直ぐなまま、ヒザをゆっくり内側に倒していきます
ヒザがしらが床に近く倒せるほど股関節年令も若くなります
ただし倒す時お尻を浮かせないようにします
もし45度以上倒せなければ、股関節年令が老け込んでいる可能性が大です。
手首トンネル症候群のため長い文章がうてません。
困ったものです・・・
職業病ですからね。