DVDにて邦画レンタルしました(^o^)/
-隠し剣 鬼の爪-
原作 藤沢周平
監督 山田洋次
出演 永瀬正敏 松たか子 吉岡秀隆 ほか
<以下ネタばれ>
幕末、東北の小藩の平侍のお話。
平侍片桐宗蔵を永瀬正敏、その家の元奉公人きえを松たか子。
油問屋に嫁いで幸せに暮らしていると思っていたきえ。しかし、過労の末、医者にも満足に見てもらえずやせ衰え臥せっていた。見かねた宗蔵は無理矢理連れ帰り…。
山田洋次らしい、甘くせつない映画といいますか。
雰囲気はいい感じもあるのですが、欲を言えば脚本練りどころは一杯あると思えるのです。決闘?のシーンも、きえへの感情が沸いていく過程も、きえが戻って来てからの日常の様子も。
永瀬正敏さんはいい感じ出てたと思います。ただ松たか子さんの方は、やつれ顔も美しすぎてどうも元百姓の娘とか奉公人には見えなくて(^^;そう思うのは私だけかなぁ~。できればディレクターカット版など出てほしいものです!
-ALWAYS 三丁目の夕日-
監督 山崎貴
出演 吉岡秀隆、小雪、堤真一、薬師丸ひろ子 ほか
原作 西岸良平
<以下ネタばれ>
昭和30年代前半、東京タワー建設中の古きよき東京の下町が舞台。
小さな自動車修理工"鈴木オート"を営む則文(堤真一)とその一家、そこに集団就職で上京してきた六子。向かいで駄菓子屋をしつつ冒険小説を執筆する茶川竜之介(吉岡秀隆)。それら行きつけの飲み屋のおかみのヒロミ(小雪)。母親に逃げられ行く宛てのなくなった子供を無理矢理に引き取らされ手を焼くヒロミ、酔った竜之介はヒロミへの淡い気持ちを利用されて子供を預かる羽目に…。
評判が良かったもので、あまりに大きな期待をしてしまうとまた**!?…とちょっと不安だったのですが、楽しく見れました(^^)。まだ自分が生まれる前の話ですが、自分が子供の時分の記憶の端にちょこっと残っていた、レトロな白黒テレビや扇風機、ショーウィンドーの下が何故かタイル張りのたばこ屋さん、真っ赤な公衆電話に防火水槽、ゴミ捨て、縁台、木の電柱、板塀、板壁、オート三輪が行き交い、空き地には何故か土管w。
昭和のキレやすい父ちゃん役を見事に演じていた堤真一さん、その奥さんの薬師丸ひろ子さん、すぐ注射するお医者さん役の三浦友和さんw、いい感じのたばこ屋のおばちゃん役のもたいまさこさん、子役もいい感じだったし。小雪さんよく演じてたと思います。でも、キャラ的にちょっと無理があるかな?って気はします。一杯飲み屋のお上さんがあんなにきれいかな?垢抜けてるかな?とも思うし、貧乏な冒険小説家の役の吉岡秀隆さんもちょっと顔立ち的に限界あるのかな?と思えました。いまいち貧乏で原稿書き苦労している感じに見えなかった(^^;。あと昔は路面舗装とかがされてない場所もあって、土埃とかある時代だったとは思いますが、あまりにもセピアっぽいというか、古めかしく作りすぎてる気がしました。子供のときの看板とかはその当時には新しいもので汚くはないと思うんですよね。
とはいえ、全体通して楽しく観れました!(*^^*)
ちょっと路地に入って、昔懐かしい風景など撮ってみたいなと思いましたv