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テーマ:中世文学(71)
カテゴリ:国語教育
遅れていた図書館の機能をあげるため、勤務先では蔵書の整理が始まっている。今年は図書館委員は外れたのだけれども、廃棄図書と登録優先図書の選定は各教員が専門分野を行なうため、私は教育学と日本語・日本文学をやっている。とりあえず、9月の空き時間に規定のミッションを終わらせると次の話が持ち上がった。理系と違い古い本が廃棄にならない文学系であるけれども、複本の整理をするべきかという話で、そこに上がったのが、古典の全集関係、端的に言うと岩波旧大系と小学館旧全集。
学年100人の定員(全学総定員360人)という小さな職場ではあるが、古典大系が3セット、全集が2セット、ものによっては4冊目・5冊目も見つかる。学科が廃止になり、本があちらやこちら、さして広いわけでもない大学に散在するため、それらを見つけ出し、登録カード(カードです<笑)と照合させ、もっとも状態の良い本で1セット揃えていく。そのままテニスコートに立ちそうな格好で、私は何をやっているのだろうか? それはさておき、今さらながら、古い基本図書は揃っているなぁ。学術雑誌も作文教育やら国語教育やらの戦後間もないものが揃いであったり、京大『国語国文』の前身『国語国文の研究』、『言語と文芸』も揃いであるし。 小学館『古語大』が4冊見つかったのは驚きを通り越して、呆れたけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.10.01 22:49:57
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