うららかな季節
陽光は暖かで吹く風は清かに、明るい緑の煌く様も初々しければ鳥の鳴く声も歓喜の歌のように聞こえる今日この頃。毎日お天気の良い日は、『あぁ、猫になりたい』と思います。縁側に座布団を置き、程よく日光に温められた所で、その上にころりと丸くなって眠る。そうして午睡の時を過ごしている猫さんの口元が、どうにも満足げに緩んでいる気がしてなりません。もっとも、私の知っている猫さんといえば、冬は『冬眠します』とねむりこけ、春になると『春眠暁をおぼえないので寝かせてください』と起きもせず。夏になってようやく『あぁ、暑いので日陰に移動いたします』と動き始め、涼しい所で眠り。秋になると『ねぇ、それなに?それ美味しい?』と人の手にある食べ物のことごとくに興味を持ち、口に入れようとまとわりついてねだるという(ダメと言っても聞かないため、結局部屋から追い出します。しかしその時に立ててくるツメが痛いのです。)危険な行動に走る。そんな年の4分の1ほどしか活発な活動をしていないような猫さんでしたが。この季節といえば、お昼間はうららかに暖かな日が多いのですが、一日外出するときは着る物に悩みますよね。軽い上着やパーカーなど、脱ぎ着出来る服装がオススメです。そして温泉といえば温泉まんじゅう。有馬町内の各所にて、ホコホコの湯気を立てて温泉饅頭を蒸しているお店がございます。ちょっと肌寒さを感じたときにはぜひ、出来たての温泉饅頭をどうぞ。炭酸煎餅がとっても有名な有馬温泉ですが、温泉饅頭もオススメです。猫舌の方は火傷にだけ御注意下さいね。平成20年5月8日(木)有馬温泉月光園 岡本