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ボイジャー計画(宇宙探査)にも携わった佐治晴夫さんは、パイプオルガンの演奏もされる方ですが、この方のお話はとても面白く興味深かったです。
ボイジャーに搭載された一枚の録音盤に、バッハのプレリュードが収録されています。それはETとの交流というよりも、未知の宇宙に送り出すボイジャーに、普遍的言語でのメッセージを搭載せずにはいられないというNASAスタッフ達の想いからの発想だったそうです。 その時考えられた普遍的言語とは「宇宙の普遍語としての数学+根源的なコミュニケーション手段としての音楽」であり、それがつまり数学的構造を持った音楽。そのひとつがバッハのプレリュードだと。 また、とうとう太陽系を出て行ってしまうボイジャーに「最後に母なる地球へ振り向いて欲しい」という調査とは関係ない、そして予算も無い中でのスタッフ達の心情が叶い、そのメッセージをボイジャーが受け、撮った写真が公開されています。 単なる機械が撮った写真…といわれればそれまでなのですが、それを見たときは涙が流れました。想いって伝わるというか、伝わってしまうんですよね。 そんなボイジャーのドキュメンタリー番組「1992/2/15・TBS放送 宇宙からの贈り物 ボイジャー航海者たち」見たいなあ。横浜の放送センターで見る事ができるそうですがDVD化して欲しい。 佐治晴夫さんの、多岐にわたるエッセイです↓ 夢みる科学 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.06 23:26:35
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