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カテゴリ:創
古代ゲルマンなどの伝説では、ヤドリギの下で、友達同士が出会えば幸運が訪れ、仇同士なら戦いをやめるといわれているそうです。というか、敵同士であってもその下で出会えば互いにキスし、仲直りしなければならないという風習もあったらしいです。
ヤドリギは、落葉樹に寄生する常緑の小低木で冬でも青々としてることなどから、生命力を感じ、また神聖視されていたとか。実際に薬用にも使われ、そういう感性は世の東西を問わないようで、日本では大友家持の万葉歌が残っています。「(訳)ほよ(宿り木)をカンザシにして、千年の命を祈念した」と。 ヨーロッパでは、幸運を呼ぶ・魔よけということから、ヤドリギを束ねたものをクリスマスから新年にかけて家の入り口に飾るそうです。現在、江戸東京たてものに移築されている三井邸の玄関ホールには、ラリックのヤドリギの照明がつけられていたというから、そういう伝説を基にしているのかもしれませんね。 うちの近所ではなかなか見つけられないのですが、先日のブログにも書いたお店では大きな壷?にモダーンに活けられていまして、はじめて実物を見て嬉しかったです。 写真は消しゴムで作ったヤドリギハンコ。ささやかなヤドリギ?ですが、当ブログにご来訪ありがとうございます。何かと忙しい年末ですが、楽しいことがたくさんありますように(#^.^#) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.22 23:20:59
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